さわいみゆうのこえのつや

実写版美少女戦士セーラームーンとそのキャストの魅力を今更ながら綴る

Girls Meet Boys, Society, and the Other (4) - 2

2007-09-11 19:01:31 | セーラームーン
(実写版せらむん全49話の概要……読み飛ばし推奨)

十番中学に通う中学2年生:月野うさぎは、ある日、ルナと名乗る人間の言葉を話す猫に出会う。地球に魔の手が迫っており破滅の危機にある、そしてあなたはこの星を守る戦士なのだとルナに告げられたうさぎは、“妖魔”に襲われる中、困惑しながらもセーラームーンへと変身。見事敵を倒すのだった。
仲間である戦士:セーラーマーキュリー、マーズ、ジュピターを探し出すとともに、地球を守るカギとなる“幻の銀水晶”および月のプリンセスも探し出して守ることを決意するうさぎ。そしてこの時から地球征服を目論むダークキングダムの女王:クイン・ベリルとの戦いの日々が始まるのであった。

マーキュリー、マーズ、ジュピターとは首尾よくめぐり合えたものの、プリンセスの行方は杳として知れない。時折姿を見せては消えるセーラーヴィーナスがプリンセスであるようだが、それにしてはわざわざ敵をおびき寄せようとするかのような彼女の行動は、まったく不可解なのであった。

ダークキングダムとの戦いが続く中、幾度となく危機を救ってくれたタキシード仮面に淡い恋心を抱くうさぎ。しかし、彼もまた独自に幻の銀水晶を追っていた。それを知った他の戦士たちは彼に警戒心を抱く。うさぎは両者の間で板挟みになるのだった。この時、うさぎはタキシード仮面が実は何かと縁のあるイヤミな、それでいてどこか惹かれてしまう男:地場衛であることをまだ知らない。

恋に悩むうさぎ、それを心配しながらもどこか空回りのジュピター、ヴィーナスの秘密を単独で探ろうとするマーズ。戦士たちの和は徐々に乱れ始めていた。そんな状況に心を痛めていたマーキュリーが、敵の四天王の手にかかり悪の戦士:ダークマーキュリーへと変えられてしまう。

動揺するうさぎたち。そこへ悪に堕ちたマーキュリーが容赦なく襲い掛かる。もちろんうさぎたちは彼女と戦うことなどできない。気丈なヴィーナスが一人応戦しようとするも、実は不治の病に冒されている彼女、満足に戦えるはずもなかった。うさぎをかばおうとしたタキシード仮面も重傷を負ってしまう。

その時、うさぎ:セーラームーンの身体に変化が起こる。黄金の光に包まれたうさぎは月の王女プリンセス・セレニティへと覚醒。プリンセスはヴィーナスではなく、うさぎだった。ヴィーナスは影武者として敵を撹乱・陽動しようとしていたのである。また、幻の銀水晶も、他ならぬうさぎの中に眠っていたのだった。

後日、黄金の光を浴びて元に戻りつつあったマーキュリーと再び対峙するうさぎ。が、ついにマーキュリーの凶刃に倒れる。その直後、マーキュリーは正気を取り戻し、自らの行為に恐怖・絶望し、絶叫するのだった。

倒れたうさぎとマーキュリーは敵の手によって異世界へと送られる。何とか目を覚ましたうさぎは茫然自失のマーキュリーを連れ立って脱出を試みる。その頃、マーズとジュピターも2人の行方を追っていた。ヴィーナスの助けも借り、再び4人が心を通い合わせる。と同時に、うさぎとマーキュリーは無事異世界からの脱出を果たすのだった。

戦士たちは再び5人揃ったものの、ダークキングダムとの戦いはなおも激しさを増していった。またこの頃、星の破滅とは、実はダークキングダムによるものではなく、月のプリンセスであるうさぎと、地球の王子:エンディミオンである地場衛との禁断の恋に起因することが判明する。葛藤する2人。しかし、ついには「前世など信じない」と、運命と戦っていくことを決意するのだった。

一方で、以前から、戦士たちのリーダーであるヴィーナスは他の4人に対してしきりに「戦士として目覚めること」を求めるようになっていた。前世の記憶を取り戻し、使命のために働かなければならないと説いたのである。仲間を信頼することを学んだマーズ、辛い経験を乗り越えたマーキュリー、自分が孤独でないことを知ったジュピターと、戦士たちは記憶こそ戻らないものの、次第に本来の力に目覚めてゆきつつあった。

他方、クイン・ベリルは地場衛を手中に収めることを画策していた。ベリルに仕える四天王も、前世においては地場衛:エンディミオンの従者であったのだ。ベリルは前世の記憶を取り戻した地場衛に対し、取引を持ちかける。衛がダークキングダムに来なければ四天王を殺すというものである。衛はこの取引に応じる。その時、うさぎが一時的にプリンセス・セーラームーンとして覚醒。圧倒的な破壊力を示し、ベリルはおろか仲間たちにも衝撃を与えるのだった。そしてこのことがまた、うさぎと衛の恋が星の破滅を招くことに信憑性を与えてしまうのだった。衛はうさぎが再びプリンセス・セーラームーンに覚醒し危険な目に遭うことのないようにと、ダークキングダムへと去っていった。

マーズ、マーキュリー、ジュピターは戦士として目覚めていたが、肝心のヴィーナスは前世の記憶は持つものの、実は戦士としての力には未だ目覚めないままなのだった。そんなヴィーナスをマーズは罵倒、叱責する。けれどもこれは、自らの病を省みず前世の使命ために死のうとするヴィーナスをやりきれなく思った末の行動だった。

ダークキングダムとの死闘が続く中、マーズの真摯な思いが届いたのか、ヴィーナスはついに病魔と闘う決意をする。前世と同様に現世も尊重するという選択をした結果、ヴィーナスは戦士としての力についに覚醒するのだった。

ところが手術を間近に控えたある日、ヴィーナスは突如として天に召される。悲嘆にくれる仲間たち。しかし無情にも戦いは続く。
そしていよいよ最終決戦が迫る。戦士たちは破滅という運命から地球を救うことができるのか。また、うさぎと衛の禁断の恋の行方は…。

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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
す、すごい (M14)
2007-09-12 00:55:29
なんてきれいな文章なんだ
皮肉なことに・・・ (こっちよ!)
2007-09-12 01:24:22
>ついには「前世など信じない」と、運命と戦っていくことを決意するのだった。

これを読むと、石肉さんの要約が上手なために、ストーリーがココ(↑)まですっきりしていて、その後から錯綜していることがよくわかりますね。

・・・それにしても、ああ、やっぱり人ルナって不要なんだ・・・(爆)
ご無沙汰しておりました (石肉)
2007-09-12 11:09:01
>M14さん

いえいえ、海の向こうにいる方にもやすやすと届いてしまうM14さんの言葉には及びません^^
「サバイバル戦」に、わたしも遥か後方からではありますが、必死についていきたいと思ってますので今後ともよろしくお願いします^^


>こっちよ!さん

ああ!
こっちよ!さんに言われてはじめて気がつきました、人ルナについてまったく触れていないことを…(笑)
ごめんなさい小池さんm(__)m

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