蘭とペットと時々 「道楽」

自分の周りで起きてることをしらふで一筆啓上

灌水 ・ 総合種苗ガイド 洋ラン編

2016年03月05日 04時52分24秒 | 作業
昨日金曜日はのち
最低気温 2℃ 最高気温 21℃
昼間は温室内は暑いくらい。

午前中は培地の消毒をしながらボブピータース30:10:10の8000倍ぐらいで全体に灌水
木曜日はよく晴れて灌水をしたかったが自分がサボったため金曜日に
晴れると気温も上がり天窓も良く開き換気がはかれるので良く乾くようになってきた、で灌水の間隔も短くなり始める。

午後からは少し地生蘭(ハベナリアなど)の植え替え。すでに新芽が動き出している。

社長は福岡へ、会長は中国語研究会、マダムは15時頃までお出かけ。
で、ほぼ吾輩一人で猫たちと留守番。
昼ごろから何故か常連さんが多くにぎやかに。


Cym. Vintage ‘Florence Orear’ シンビディウム属 ビンテイジ ‘フロレンス オレアー’
( Spartan Queen x Ceres ) Sherman 1956年登録
バルブの高さ 11cm、 葉の長さ 90cm、 24cm素焼き鉢バーク植え
植え替えの時期にポリポットがなかったため素焼き鉢に植えたのだが乾いてしまって水やりが大変。


花茎は弓なりになり長さ 約90cm、 一花茎に少しまばらだが12輪着花


花径 11 x 8.5cm

私が入社した頃にすでアルミ温室の初期の物を建てられて蘭栽培を楽しんでいた趣味家さん持っていた物
お歳で体調不良で管理ができなるとまずいというので温室内全部を国際で引き取った中にあった種類
メリクロン苗でフラスコで販売されていた物を購入したとか
花を咲かせては切り花にして知り合いやご近所さんに配っていたという種類。


Cym. Tinsel ‘Carenda’ シンビディウム属 テンセル ‘カレンダ’
( Bobylon x Pearl ) Lord Hothfield 1949年登録
バルブの高さ 11cm、 葉の長さ 75cm、 24cmダウン鉢バーク植え


花茎ほぼ直立して長さ 120cm、 一花茎に26輪着花


花径 11 x 8cm

形見分けで頂いた一品、カトレアを中心集めていた中に大型のシンビを少しあり気になっていた
ご主人が亡くなった後、奥さんに作っていてくださいと分けて頂いた種類
何種類かあった中でラベルが入っていて物を数株頂いた。
やっと国際の栽培に馴染んできたのかこの所よく咲くようになった。


念のためよく咲いたので花を調べてみたのだがネット上では見つからないので本を引っ張りだして来て調べてみた。
初版本が昭和44年12月1日で写真の物は昭和51年9月20日に出た第6版
初版本を高校時代に購入して良く見ていたのでボロボロになってしまったのでその後、新しいものを購入したような気がする。


最初のページに少しカラー写真が載っているが後は白黒写真
テンセル‘カレンダ’の説明を見てみると
「冴えた濃桃紅色で、花弁も広く、肉厚の花、Lは大きく濃紫紅色の斑紋が帯状にはいり
喉は黄金色に彩る。花茎は弓状に長く、15~20輪つき、花並びも整っている。
草丈は大柄の品種なので、充分に肥培することが大切である 3n」
と記載せていて上部に白黒写真が、間違いないようだ。

最近はカラー写真で出ているものがほとんどですが当時は文字で書いた色の表現が難しくて悩んだものです。

昔の事を色々と思い出さしてくれた花でした。

現実に戻って今日は生け花の練習日で仕事はサボり。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする