遊一改め入船亭扇蔵、出演情報。 

2015年3月、扇蔵を襲名しました。タイトルは、今も仮です…。

中席は今日も雨だった

2006年05月16日 | 寄席
寄席では、11日~20日を中席と言います。 5月中席は、雨が多いですね。
でも、末広亭のお客さまは、ジメジメしてません。 よく笑って下さる、いいお客様でしたよ。

今日は師匠が休みで、代演にさん喬師匠が来て下さいました。
連夜、師匠の噺を聞くことが出来ました。 今夜は、「ちりとてちん」。


今日は、小さん師匠の命日です。

生前、暮れの30日は、目白の小さん師匠宅の大掃除でした。 前座の時、2度行きました。
ちょいと慣れた、2年目の大掃除。門のところで、先輩と話しながら戸を拭いてると、「やってるか!?」。 
いきなり戸が開いて、小さん師匠が出て来た時は、驚きました。


居間でテレビを観ている小さん師匠を、こっそり覗いてみる。

K―1の放送を観てました。


※アンディ・フグは、35歳で亡くなりましたが、小さん師匠は、35歳で五代目を襲名したそうです。



現場まで、徒歩20分

2006年05月15日 | 仕事
本日は、渋谷のNHKに行きました。 BSの番組収録です。

前座を務めていた「BS演芸特選」の流れをくむ、「シブヤらいぶ館」。 鳴物(太鼓)と前説です。 「花の落語家六人衆」と、「長講一席」の2本録り。 

「花の~」の中に、寄席囃子のコーナーがありました。 ふだんは、裏方なんですが、今日は舞台で太鼓を! 

てゆーか、最近そんな仕事が多いような気が…。

放送日は、6月13日(火)18:00~18:45。 NHK―BS2にて。

もう1本、長講は、さん喬師匠の「幾代餅」。 勉強させていただきました。


今日は、代わりで行きましたが、いろんな現場に行けて幸せですよ。 近いんですから、また呼んで下さい!!


代わりといっても、ボブ・サップの代役は勘弁な(ミスターT調で)。


寄席体験・アンビリーバボー

2006年05月14日 | 寄席
ようやく、風邪も収束へ。 ただ、鼻水だけは止まりません。

先日の映画の収録、夏の設定なので、浴衣で待機してました。 意外に寒い晩だったので、あれも良くなかったかしら。
とは言え、健康管理が甘いんですな。 以後、気をつけます。

今夜も、末広亭の出番でした。 楽屋の師匠方は、皆さんお元気です。

大師匠も今月で75になりますが、とても元気ですよ。

志ん駒師匠は「来年、70だよ」と言って、着替えの際、その肉体美を見せつけて下さいます。 今も、水泳やウォーキングを欠かさないそうです。


   「人生七十古来稀」


先日の伊東さんも、明け方までの収録、キッチリこなしてました。 「来年、古稀だよ~」「自分が七十になるなんて信じられない」と、おっしゃってましたが…。

私は、志ん駒師匠や伊東さんの若さの方が、信じられません。


長生きも芸のうち、そうは言いますが。 果たして、70までも生きられるでしょうか?? 現在、35歳。 アンディ・フグなら、もう死んでます。

今日も、早く寝ることにしますか。



昨日は小三文さん、今日は小三治師匠

2006年05月13日 | 落語会
昨夜は、映画「しゃべれども、しゃべれども」の収録でした。 末広亭楽屋での、私のシーン、午前8時に終了しました。

12日の16時半前に楽屋入りして、一体何時間いたんでしょう。 今朝、9時前に帰宅しました。 雑務をこなし、シャワーを浴びて、ようやく一眠り。

今日は、大田区民プラザで、「第55回プラザ寄席」。

楽屋入りすると、前座さんが来てません。 開場の時間になったので、一番太鼓を。 10時間前にも、末広亭の楽屋で叩きました。 テストやリハ、本番。 何回も、叩きましたよ。

今夜のトリは、柳家小三治師匠。 「一眼国」を、たっぷりと。

昨日は、伊東四朗さん演ずる小三文師匠と。 今日は、小三治師匠と。

このお二人、実は35年程前、毎週生放送のテレビ番組で共演してそうです。
伊東さん曰く、「小三治さん、よくあんなことやってたね…」と。
どんな番組だったんでしょう??

夕べの話は、また後日。 今日は寝ます。 寝かせて下さい。

携帯からの初投稿!

2006年05月13日 | 仕事
現在、新宿末広亭の楽屋です。 映画「しゃべれども、しゃべれども」の収録中!

楽屋で師匠方がしゃべってる時、働いてるシーン。 出囃子の太鼓を叩いてるシーン。 この2つは、3時間前に終わりました。

あとは、一番太鼓を叩くトコだけなんですが…。
もうすぐ、夜が明けます。


それにしても、師匠役の伊東四朗さん。 さっきまで、ず~っとお話しさせて頂きましたが、面白いっす(失礼ですが)。 楽屋で、着物姿で話してるんですが、なんの違和感もありません。 いつもの楽屋風景そのものです。



楽屋は、楽じゃない。

2006年05月12日 | 寄席
今日から、新宿末広亭夜席の出番です。 トリは師匠ですし、大師匠・扇橋も出てます。 ですから、自分の出番を終えても、最後まで楽屋に残ります。

用も無いのに楽屋にいると、前座さんに邪険にされたりしますが…。 堂々と居座って、師匠方の噺を楽しみま…、いえ勉強します。

通常、自分の出番の30分くらい前に、楽屋入りします。 一席終えたら、スグに帰る人がほとんどです。


開演前に、出演者は全員集合! 「今日は、このネタやるよ」 「じゃ、俺はこの噺ね」 みんなで、打ち合わせを…。 そんな寄席は、ありません。

楽屋には、出番の前後の芸人しかおりません。



今夜は寄席がハネ後、末広亭で映画のロケがあります。 どのシーンに使われる(出演にあらず)か、わかりません。

明日の開演まで、一晩中、楽屋で出番待ちかもしれません。



発汗デブ

2006年05月11日 | 寄席
9日の朝から、風邪っぽい。 というより、風邪でした。

昨日は、久しぶりに踊りの稽古へ。 週に一度は、行きたいのですが…。 上達しない訳です。 風邪のせいか、湿気のせいか、すぐに汗ダク。 でも、熱は下がったはず。

踊りの後は、世田谷233の「落語ナイト」。 第13回、1周年です。 今回は、菊朗兄さんと一席ずつ。 高座の設営だけで、またも大量の汗が。 着物も、ビッチョリ。 ”熱”演しました。

次回・6月14日(水)は、三遊亭王楽さんと初の共演です。



今朝は初日なので、師匠宅へ。 掃除にとりかかると、また汗が流れ出す。


太り過ぎの今日この頃。 少しは、痩せたでしょうかねぇ。


5月の寄席

2006年05月10日 | 出演情報
5月中席(11日~20日)、師匠・扇遊が、新宿末広亭・夜の部トリを務めます。

遊一は、扇里兄さんとの交互出演。 12・14・16・17・18日の5日間、17時上がりです。




5月下席(21日~30日)は、池袋演芸場の昼の部です。 トリは、一門の兄弟子・扇辰師匠。 

こちらも、扇里兄さんと交互出演。 21・23・25・29・30日の5日間、14時上がりです。



どちらも、前座さんの後、二番手の出演です。 「二つ目」の語源は、いろいろありますが、二番手説も有力らしいですよ。  

その時、弟子は動いた

2006年05月09日 | 落語会
昨日は、円弥師匠のお通夜へ行きました。 その後、日本橋亭の研精会へ。


   「日本演芸若手研精会」

毎月、お江戸日本橋亭でやっている、二つ目の勉強会です。

昨年から、メンバーに入れて頂きました。 まだ準構成員なので、年に4、5回の出番です。

写真は、楽屋の1コマ。 朝之助兄さんの頭部を撮影中の小駒兄さん(立ち)と三之助兄さん(座り)。 それを撮ってる私を撮影中の一之輔さん(顔半分)。


8月には、国立演芸場で、300回記念の会がございます。 以前は、ずっと国立でやってたんですよ。

国立を満員に出来るよう、メンバー一同頑張ります。 ぜひ、ご来場下さいませ。

その前に、次回・6月2日(金)の研精会も、よろしくお願いします! @日本橋亭



その時6月2日、国立演芸場では…、師匠・扇遊が、志ん輔師匠と二人会です。 
 


獅子たる一日を

2006年05月08日 | 日記
昨日は、後輩2人と渋谷でランチ。 109近くの焼肉屋へ行きました。

厚切りタン塩を注文する。 「しゃべる商売のくせに、舌を食べるとは!」、そんなご意見もありますが。 こればっかりは、やめられません。

焼肉屋から、焼鳥屋へ。 マークシティの南側には、24時間営業の焼鳥屋が多数あります。 

マークシティの1階では、香里奈とチェ・ホンマンがイベントを。
そのスグ脇には、焼鳥を焼く煙が流れています。

ハチ公が生きていた頃の渋谷は、駅前にたくさん屋台があったんですよね。

焼鳥終了。 飲み足りない1人を連れ、ライオンへ。 


肉、肉、ライオン。 その後、下北沢のバーへ。 ランチに出かけ、帰宅は0時を回ってました。


どこぞの言葉に、こんなのがありました。 「羊として百年を生きるより、獅子たる一日を…」



私は…、羊として生きることにしました。


趣味と演芸

2006年05月07日 | 趣味
落語協会のHPには、所属芸人のプロフィールが載ってます。 自己紹介の動画があり、落語やトークも見られますよ。
結構、楽しめますから、ご覧になって下さい!


私のプロフィール、趣味の欄には、「読書・格闘技観戦」とあります。

読書はともかく、格闘技観戦は、とんとご無沙汰です。 正確に言うと、入門以来、一度も行ってません。 二つ目になり、プロレス観戦はしましたが、格闘技となると…、もっぱらテレビ観戦ですね。

5日のPRIDEも、テレビで見ました。 大会場で試合が行われることの多い昨今、寝技の攻防なんかは、テレビの方が良かったりします。

高阪対ハント、ジョシュ対ヒョードル弟、良かったですね~。



先日、中古DVDの「PRIDE1~4」を買っちゃいました。

2と4は、会場で観戦しましたが。 やはり、高田対ヒクソンを、もう一度見たくて。

2の横浜アリーナ大会、若き日の私がリングサイドで映ってます(長髪)。もちろん、客です。 となりにはヒクソン夫人、前には真樹日佐夫氏。 リポーター席には、田代まさしと矢田亜希子。 時代を感じます。

セミは、マルコ・ファス対ゲーリー・グッドリッジ。 ファスは、5日の藤田のセコンドで。 ゲーリーは、1週間前のK-1・ラスベガス大会で。 ともに、勇姿を見ることが出来ました。

メインは、マーク・ケアー対ブランコ・シカティック。 薬物や事件にからんで以来、2人の姿を見ることはありません。 時代は流れ、Kー1・第1回優勝者の名も、忘れられつつあります。



世界が違うと、時間の流れも違うのでしょうか。 噺家は、のんびりしてます。


 

ここで、問題です。

PRIDE1が東京ドームで行われた日(1997・10・11)、同時刻に日本武道館では、どんなイベントをやっていたでしょう??

※ヒント→今日のタイトル。





「233 落語ナイト」

2006年05月06日 | 出演情報
直近の、出演情報です。


     「233 落語ナイト」

 5月10日(水)、20:30~21:30   世田谷233にて。

 出演  古今亭 菊朗   入船亭 遊一

 木戸銭 1300円 (ドリンク付)



世田谷の若林にある、ギャラリーでの落語会です。 15席ほどの、アットホームな雰囲気の中、おしゃべりさせて頂きます。

去年始まって、今回が第13回。 私は、4度目の出演です。


ぜひ、233回まで続けていきたいですね。 皆さまのご来場、お待ちしております。


お問い合わせは、03-5430-8539 世田谷233まで。 

 


どっか行こうか、○○公!

2006年05月05日 | 寄席
本日は、「福袋演芸場」に出演しました。 連休半ばの午前中にも関わらず、85人のお客様。 ありがとうございました。  

85名で、なにをそんなに喜んで。 そうじゃ、ありません。 キャパは100人ですから、健闘したんです。

会場の都合で、忙しい時間配分になってしまいました。 お見えになった方、すいません。  


おかげで、12時前から打ち上げです。 最終的に、今日のトリ・古今亭志ん公兄さんと、2ショット。 さっきの「妾馬」の八五郎同様、兄さんもかなりの酒飲みでして…。

前座時代を思い出しますね。 兄さんとは、よく飲みました。 内容は、言えません。 本日のサブタイトル、「こんな大人には、なりたくない」。 そのまんまです。


「兄さん、最近ブログ始めたんですよ」と。 「ぜひ、名前を出すよーに」、きつく言われました。 志ん公兄さん、ちゃんと書いたよ!
 


※前座の飲酒は、固く禁じられております。


 

予想は、よそう。

2006年05月04日 | 日記
5月4日、久しぶりの完全休息日。

実家の母から、「帰って来ないの?」という電話が。 そういえば、「連休中に休みがあれば、帰るかも」って、言ってました。


3日の朝日新聞に、数学の難問「ポアンカレ予想」を証明、という記事がありました。

理系が不得手の私にとって、どれだけスゴいのかは、わかりません。

10年前に、「フェルマーの最終定理」が350年かかって、解決しました。 それくらい、大変なことらしいですよ。

フェルマーの定理は、「谷山・志村予想」を証明することで、その証明が完成したそうです。


その谷山豊先生は、実家のはしもと化粧品店の4軒となり、谷山医院の弟さん。

わが故郷・騎西町の偉人です。 東大の助教授になりましたが、30歳で亡くなりました。 婚約者の女性も、後を追って自殺したそうです。



噺の世界は、ゴールも正解も無いところ。 何年、何十年やっても、先は見えなさそうです。

だから、あんまり先のことは考えません(いいのかなぁ?)。



「とにかく、稽古しろ」と。 その通りです。




今と昔

2006年05月04日 | 日記
大型連休、いかがお過ごしでしょうか??

もちろん、お仕事でお忙しい方もおられると思います。 噺家なんて商売をやってますと、年に何回も大型連休があったりします。 ゴールデン・ウィークという実感は、あんまり無いですね。

前座の時は、年に休みが1、2度でした。4年間の前座生活で、休日は10日も無かったと思います。

それに、ひきかえ今は…。


昨日は、昔働いていた職場の同僚の結婚式の2次会に行きました。 圭太さん、茜さん、おめでとう!!

春日部で働いていたんですが、会場も春日部だったので、懐かしかったなあ。 

当時は、久喜という所に住んでました。 その頃は、都内に出るためには、何度か乗り換えをしなければなりませんでした。
 

今や、湘南新宿ライン、そして半蔵門線まで乗り入れ、随分、便利になったものです。 渋谷から半蔵門線に乗り、春日部まで一本で行きました。
 


埼玉北部の沿線風景同様、殺風景なこのブログ。 これからは、画像も入れてみます。