将軍様の手記

道の先へ

17日目 PIPPU

2006-08-31 14:47:54 | 2006北海道ツーリング
[移動]:新冠→(R235、R237、R40)→比布町
[宿泊地]:ライダーハウス『ブンブンハウス』
[走行距離]:254.8km



2:30、トイレの為に起きたら、車内に人が!!びっくりですまったく。3人組みで、その中の1人とお話。

3人は神戸のクラブのメンバーで、全員社会人。X-4、ZRX1200、BAJAでツーリングしていて、昨夜苫小牧についたのだとか。

起きていたのはBAJAの人。BAJA氏とはかなり長いこと、1時間ぐらいは話したんですが、寝て起きたら何を話したか忘れていました。まあ、眠かったしね。

再び眠りについて目覚めたら、3人組みは出発した後でした。ということは、トイレに起きなかったら3人が来ていたことに気づかなかったってことですよね。不思議な気分。



さて、朝を迎えて。

新冠から西へ行けばすぐに苫小牧です。苫小牧は最終日の目的地。ということで、ゴール直前で方向転換します。今までは基本的に海沿いを走ってきましたが、今日からは内陸です。・・・といっても残り日数僅かなんですが。

道東の峠は寒く、レインウェアで防寒していないと凍えそうです。まだ8月だよ!?ホットコーヒーを飲みながら163kmを3時間で走り、富良野到着。

富良野は山に囲まれていて、山の上には雲が。つまり、山と雲に囲まれた、不思議な景色の中にありました。

マックで昼ごはんを食べようとしたらまだ朝マックでした。これ、いつかやったことあったよなと考えてみたら、この時でした。新聞を読みながら15分程待ち、メニューが切り替わったところでお昼ご飯。

ラベンダーには目もくれず、函館でZephyr氏に存在を教わり、ショボイ氏に場所を教えてもらった『トリックアート美術館』へ。



文字通り、不思議な絵がたくさん展示してありました。なんとここ、写真撮影OKなのです。



紙が飛び出して見えますが、実は普通の絵です。

このトリックアート美術館、2人以上で行くことを強くお勧めしますw

美術館を出て、近くの峠でじゃがバターを食べる。ホクホクでおいしい。ふとARIAを思いだす、というかARIAを思い出したからじゃがバターを買ったというのが正解か。

富良野から少し北へ進み、美瑛に到着。ラベンダーはシーズンオフなのか見れず。まあ仕方ないか。むしろ美瑛では、丘の上にポツンと立っている木のほうが面白い。



これは、親子の木。寄り添っているように見えますね。丘が気持ちいいです。



ところで、そんな木のうちのひとつ、セブンスターの木から戻る途中、大幅に対向車線にはみ出すという危険なことをしてしまった。無意識のうちにスロットルを開けすぎていたらしい。反省。車が来ていなくて助かりました。

美瑛を堪能した後、さらに少しだけ北上して旭川へ。ここは12年前、私が初めて北海道に降り立った地です。当時はずいぶん田舎だと感じましたが、北海道を周ってからここにくると随分都会ですね。

今日はこの旭川の健康ランドに止まるつもりでしたが、なぜかフラフラと北上。すると、こんな町を発見。



いやもう、健康ランドなんかよりもこの町に泊まるしかないでしょう。

ぴっぷ駅の駅舎の隣にある、その名も『ブンブンハウス』という町営のライダーハウス(一泊300円)に泊まることに。

なぜか日進のことを知ってた九州の元暴走族のお兄さんや三重から来たZephyrのおねいさんや山を越えた隣のM城大学の4年生といったいろいろな人がいていろいろと話しましたが、とても書ききれないので省略。

少々体が熱っぽかったので、酒は辞退して早めに就寝。今日もいろいろなものを見ました。