将軍様の手記

道の先へ

最終兵器彼女

2006-02-12 22:52:43 | 日常
最終兵器彼女を観てきました。親父のbBを借り、男4人を乗せて向かった先は豊橋。

感想を一言で言うと・・・微妙。そう、大人気マンガ原作で公開からまだ2週間なのに、最早デイタイムでは豊橋でしかやっていないという扱いの作品にあまり期待してはいけなかったんですな。

別に話の展開や構成が悪いわけではないと思うんですよ。マンガ7冊を2時間に収めるためにああなったのは仕方ないと思います。使われていたCGも、『男たちの大和』に比べればよっぽどマシでしたしね。

では全編に漂う微妙さの原因を考えてみると・・・空気感の欠如、具体的には演出方法及びキャストの問題ということになるんでしょうか。キャストの演技力云々よりも、キャラの“見せ方”がマズかった気がします。不自然なんですよね、何もかもが。架空の世界がそこにあって、ちせやシュウジがそこに生きているというリアリティーが残念ながら伝わってきませんでした。

原作との対比で言えば、あのココロを引き裂かれるような痛みがほとんど伝わってこなかったのもマイナスポイントですか。2時間という枠の中では、あの膨大な心情描写のほとんどがカットされるのは仕方のないことだとは思いますが・・・

まあ、総じて微妙でした。

ちせの羽は美しかったけどな!

前田亜季は可愛かったけどな!

帰り道に立ち寄ったラーメン屋のお姉さんには男4人が萌えたけどな!


***


刈谷に戻ってきたら既に乗り継ぎの終電がなかったため、某ショボイ氏某社長が、某店長を私が名古屋まで送りました。私の実家を先に出発した社長達は、迷った挙句人の家に無断侵入してしまったようですが。まあ、初めての人は昼間でも方向感覚をなくす道に、迷うことなく突入していった社長達を華麗に見捨てた地元民の私とドライバーの店長はきっとツンデレ。見捨てたのがツンで、その15分後ようやく追いついてきた社長達の車に後ろのワイパーで挨拶したのがデレ。きっとそうだ。