土曜日の事ですが、小学校で救急救命講習(AED講習)を受講して来ました。
夏休みのプール開放にあたり、当番になる保護者に対して開催されたものです。
今までこの講習を受けた事がなかったワタクシ。正しい人工呼吸の方法すら知らなかったため、とてもいい機会となりました。
最近は公共の場で「AED(自動体外式除細動器)」を見かける事が多くなりましたね。
しかし、この使い方を実際に知ってる人はどのくらいでしょうか。
この装置、突然の心臓不全に対して有効なのだそうです。それぐらいは想像付きますよね?
これ、ワタクシとしては「心臓が止まった人に使うと心臓が動き出す」ものだと解釈していました。
大筋はそんなに外れていませんが、正しく言えばそれは間違いなのだそうです。
突然の心臓停止の多くは、いきなり心臓が停止するわけではなく「心室細動」という心臓が痙攣する状態がまず起こるのだそうです。
そこで、このAEDにより電気ショックを与える事で、この痙攣をまず止める=心臓を止める ことにより、正しい拍動が導かれます。
もちろん、この装置を使えばそれだけで良いと言うものではありません。
心配蘇生法(いわゆる心臓マッサージと人工呼吸)を並行して行います。
今回、ワタクシが講習を受けたのは「応急手当」の部分です。
この応急手当、流れとしては
1.反応の確認
2.119番通報とAEDの手配
3.気道の確保
4.呼吸の確認(心停止の確認)
5.人工呼吸の実施(2回)
6.胸骨圧迫の実施(30回)
7.心肺蘇生法を5サイクル実施
となっています。
この時留意すべき点は、
「2.」で、通報や手配を誰かにお願いするとき、「○○さん、119番に連絡して」とか「そこの白い服の女性、AEDが近くにあるか探してきてください」という風に、相手を指名する事です。
これをしないと、大勢の時は「誰かがやってくれるだろう」という心理が働き、連絡が遅れてしまうことがあるそうです。
また、心肺蘇生法を行っている時にAEDが到着したら、そちらを優先させます。
AED処置は現在は1度だけという指導ですから、処置後に呼吸が戻らなかった場合は、そのまま救急車到着まで心肺蘇生法を継続して行います。
AEDは電源を入れるとガイダンスが流れますから、その機械の話すとおりの動作を行えば良いのです。
健康な人に間違ってショックを与える事の無いように、パットを貼り付ければ自動的に心電図を解析してくれて、異常があるときのみ「スイッチを押してください」という意味の言葉が流れます。
ですから、もしも誰かに「AEDを持ってきてください!」と頼まれたら、怖がらずに手伝ってあげて下さい。
なお、この措置。
医師免許が無い人(講習を受けて無い人含む)が行っても、医師法第17条「医師でなければ、医業をなしてはならない」には当たらないそうですから、安心して頂きたいと思います。
心臓停止から時間が経過すればするほど死亡率は高くなります。
倒れてから10分間、何もしないで放っておいたら見込みは無いと思った方が良いのだそうです。そして、後遺症もなく回復しようと思うとせめて4~5分のうちに対処しなければいけません。
プール監視においては、まず事故を出さない事が優先されますが、事故が起こってしまったら迅速な対応が必要です。
また、身近でそんな場面に遭遇したら積極的に手伝ってあげたいし、手伝って欲しいと思います。
みなさんも、お出かけ先などでAEDを見かけたら、そんな気持ちを思い出して下さいね。
こちらをぜひ参考に!→日本赤十字「一次救命措置」
夏休みのプール開放にあたり、当番になる保護者に対して開催されたものです。
今までこの講習を受けた事がなかったワタクシ。正しい人工呼吸の方法すら知らなかったため、とてもいい機会となりました。
最近は公共の場で「AED(自動体外式除細動器)」を見かける事が多くなりましたね。
しかし、この使い方を実際に知ってる人はどのくらいでしょうか。
この装置、突然の心臓不全に対して有効なのだそうです。それぐらいは想像付きますよね?
これ、ワタクシとしては「心臓が止まった人に使うと心臓が動き出す」ものだと解釈していました。
大筋はそんなに外れていませんが、正しく言えばそれは間違いなのだそうです。
突然の心臓停止の多くは、いきなり心臓が停止するわけではなく「心室細動」という心臓が痙攣する状態がまず起こるのだそうです。
そこで、このAEDにより電気ショックを与える事で、この痙攣をまず止める=心臓を止める ことにより、正しい拍動が導かれます。
もちろん、この装置を使えばそれだけで良いと言うものではありません。
心配蘇生法(いわゆる心臓マッサージと人工呼吸)を並行して行います。
今回、ワタクシが講習を受けたのは「応急手当」の部分です。
この応急手当、流れとしては
1.反応の確認
2.119番通報とAEDの手配
3.気道の確保
4.呼吸の確認(心停止の確認)
5.人工呼吸の実施(2回)
6.胸骨圧迫の実施(30回)
7.心肺蘇生法を5サイクル実施
となっています。
この時留意すべき点は、
「2.」で、通報や手配を誰かにお願いするとき、「○○さん、119番に連絡して」とか「そこの白い服の女性、AEDが近くにあるか探してきてください」という風に、相手を指名する事です。
これをしないと、大勢の時は「誰かがやってくれるだろう」という心理が働き、連絡が遅れてしまうことがあるそうです。
また、心肺蘇生法を行っている時にAEDが到着したら、そちらを優先させます。
AED処置は現在は1度だけという指導ですから、処置後に呼吸が戻らなかった場合は、そのまま救急車到着まで心肺蘇生法を継続して行います。
AEDは電源を入れるとガイダンスが流れますから、その機械の話すとおりの動作を行えば良いのです。
健康な人に間違ってショックを与える事の無いように、パットを貼り付ければ自動的に心電図を解析してくれて、異常があるときのみ「スイッチを押してください」という意味の言葉が流れます。
ですから、もしも誰かに「AEDを持ってきてください!」と頼まれたら、怖がらずに手伝ってあげて下さい。
なお、この措置。
医師免許が無い人(講習を受けて無い人含む)が行っても、医師法第17条「医師でなければ、医業をなしてはならない」には当たらないそうですから、安心して頂きたいと思います。
心臓停止から時間が経過すればするほど死亡率は高くなります。
倒れてから10分間、何もしないで放っておいたら見込みは無いと思った方が良いのだそうです。そして、後遺症もなく回復しようと思うとせめて4~5分のうちに対処しなければいけません。
プール監視においては、まず事故を出さない事が優先されますが、事故が起こってしまったら迅速な対応が必要です。
また、身近でそんな場面に遭遇したら積極的に手伝ってあげたいし、手伝って欲しいと思います。
みなさんも、お出かけ先などでAEDを見かけたら、そんな気持ちを思い出して下さいね。
こちらをぜひ参考に!→日本赤十字「一次救命措置」