横浜のほほん・続

植物や生き物を見ながら歩いて感じたことなどを中心に日々を綴る。

林道の白い花たち

2020-04-05 06:07:22 | 日記



広沢寺から不動尻までは山道ではなく舗装された林道なので歩きやすい。
広沢寺が標高200mほどで不動尻は500mほど。その間はなだらかな登り坂だ。






新大平橋を過ぎたあたり、道路際に白い花がいっぱい見える。







木苺の仲間のニガイチゴだ。根が広がりあちこちに茎が出るので藪になっているようだ。







2cmぐらいの花の花弁はほっそりして、多数の雄しべが見える。







さらに歩いて行くと花がほぼ終わったミツマタをバックに、また白い花が咲いていた。







モミジイチゴだ。名前は葉の形に由来している。
こちらはニガイチゴの花より少し大きいし花弁も幅がある。
しかしニガイチゴは上を向いて咲くのに、こちらは下向きに咲いている。








林道の山側は崩落防止にネットが張られている。
そんな所にも白い花が咲いていた。バックの黄色いのはタチヤナギの雄花序だ。







白い花の方はウツギの仲間。
葉の形などからヒメウツギと思われるが、季節的には少し早い。
これから丹沢のあちこちで見られそうだ。





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一生懸命に

2020-04-04 06:13:36 | 日記



七沢から鐘が岳方面に少し入ったところに広沢寺がある。
曹洞宗のお寺だが、同じ敷地の広沢寺温泉の方が有名で、バス停も広沢寺温泉だ。







車道沿いに、お地蔵さんがある。下向き地蔵と呼ばれている。
七沢あたりは石工(いしく)が多いところで、
むかし石工の弟子が地蔵様を造ったが完成間近の時に鼻が欠けてしまった。
親方に励まされてもう一度造ったが地蔵様は申し訳なさそうに下を向いていた。
「地蔵様を高い所にのせれば、お参りの人に優しく語っているように見える」と、
親方は弟子に台石も造らせたそうだ。







不動尻方面に歩いて行くと、前を歩いていた山歩きグループが脇の林道に入っていった。
どこかのピークへ登ったり日向薬師の方に出たりするのであろうか。
私は今まで一度も入って行ったことはない。







こちら、不動尻までは約4kmのほぼ舗装された林道なので気軽なものだ。

これは山の神沢堰堤。
小さくしか写っていないが、前日の雨もあってかなりの水量だった。







堰堤を眺めながら新大平橋を渡っていると前方からウグイスの声が聞こえた。







探しながらズームして撮ると、ちょうど囀っているところが写った。
可愛い声だけれど、こんなに確りと口を開けて一生懸命に囀っているのだと分った。



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私たちは帰化した者です

2020-04-03 06:12:05 | 日記



今年も上川井の原っぱにハナヤエムグラ(アカネ科)が咲き出した。






在来のヤエムグラは白い花だけれど、帰化植物のハナヤエムグラは薄紫色。

これから花の数が増えそうだ。







ハナヤエムグラの群生する傍に、すっと茎を延ばした上に白い花序をつけた草。







オランダミミナグサ(ナデシコ科)だ。ハナヤエムグラ以上に見る機会が多い。これも帰化植物だ。







花弁が切れ込むのは同じ科のハコベなどと似ている。萼がずいぶん毛深い。
右下などに既に実っているのが見える。







花柄が短いので複数の花がゴチャゴチャ固まっているように見える。







比べてミミナグサはすっきりした姿だ。


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ぱっと見、似ている

2020-04-02 06:15:55 | 日記



瀬谷市民の森。入口近くの小川沿いにカキドオシ(シソ科)が咲いていた。







カキドオシの茎は立ち上がって花をつけるが、走出茎が地を這っていく。
それゆえの「垣通し」の名前の通り、昨年はもっと広がっていたように思うが、これからだろうか。







近所の道路脇の斜面にはツタバウンラン(オオバコ科)が咲いていた。







ツタバウンランも地表に茎を延ばし広がっている。その茎の葉腋から花が咲いている。








ツタバウンランは以前の分類ではゴマノハグサ科とされて、ムラサキサギゴケなどと一緒だった。
今はムラサキサギゴケはトキワハゼとともに、ハエドクソウ科またはサギゴケ科に分類されているそうだ。

カキドオシとかツタバウンランとかムラサキサギゴケとか、ぱっと見たときの花の姿が似ている。
もちろん、しっかり観察すればそれぞれ違うのだが。





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この木何の木、一年越し

2020-04-01 06:51:13 | 日記



近所の造園場でモモの木立樹形のような姿で白い花が咲いていた。







1年前の今ごろに見つけて、その時は何の花か分らなかった。







こういう樹肌で、花の様子からリンゴとかナシの仲間だろうと思ってはいた。







どうやらマメナシらしいと分った。







5枚ほどの花弁で、葯が赤いのはナシと同じ。







花柱が2本なのはマメナシで、ナシやヤマナシは5本だそうだ。







盛んに蜜を集めるミツバチ。腰に花粉をいっぱいつけていた。

名前の通り豆粒のような梨しか出来ないので、樹形を楽しむ植木かも知れないなと思った。

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