箱根の2日目は朝食の指定時間が遅かったため出発もゆっくり。
強羅からバスに乗って仙石原まで。バスはいろいろな美術館などを巡るコースだった。
終点の湿性花園から少し歩いて、つつじ通りから仙石原湖尻自然探勝歩道に入った。
早川に出る途中は石畳の道になっていた。
この道は春だと、いろんなスミレなど花がいっぱいだが、秋はちょっと寂しい。
それでもシロバナホトトギスを見ることが出来てよかった。
ゲンノショウコは道筋のあちこちで見られた。白花がほとんどだった。
自然探勝歩道は湖尻への途中でゴルフ場の中を通ったりするのだが、
今回はその手前で引き返した。
早川の上を何か飛んでいたので目で追いかけると川面近くに止まった。
ハグロトンボが川面からちょっと出た何かの切り株の上に止まった。
もう一頭は川面すれすれ、たぶん脚先は水中と思われる所に止まっていた。
上方に移っているのは先ほどのもう一頭の影。
単に休むだけなら、もっと他に良い場所がありそうに思うのだが。
産卵に関係しているのだろうか。もうちょっと粘って撮るべきだったようだ。
自然探勝歩道を引き返して、次はススキ原に向かった。
少し時期が早かったか、黄金の穂に埋れるという程ではなかった。
まっすぐ延びた遊歩道は700mほど。残念ながら行き止まりなので同じ道を引き返す。
みなさんススキばかり見て歩いているが、ススキの根元にはいろんな草花も咲いている。
例えばホトトギスだ。 先のシロバナホトトギスは見なかった。
クルマバナとかキンミズヒキも。
探し回ればナンバンギセルも見つかったかもしれない。
雨続きで苔生すと滑りそうでちょっと怖くも感じます。
秋の花は少なめで寂しい様子でしたか。白い花たちが静かに秋を
歌っているかのよう。シロバナホトトギスが美しいです。
ススキ原はまだ少し早めだったでしょうか。
晴れで日が射す日だとまた雰囲気も違ったかもしれませんね。
ススキ原はススキばかりのような気になっていましたが、
足元にはちゃんと別の植物たちも健在なのですね。
石畳は苔が濡れていたりすると滑りそうですね。今回は大丈夫でした。
でも石畳の脇の土の道がけっこう踏み固められていました。慎重な人も多いのでしょうね。
今回はマルバフジバカマを含めて白い花が多く見られました。
ダイブ前に行った春の方が色とりどりでした。
ススキ原は早めでやや期待外れでしたが、草花も見られたので満足でした。