泉の森の湿地を越えた奥にオトギリソウ咲いていた。
黄色い花とたくさんのシベ。花は小さいけれどビヨウヤナギやキンシバイと同じオトギリソウ科だ。
オトギリソウ科の葉や花には油点・黒点がある。特にオトギリソウではよく目立つ。
上瀬谷の田んぼの畦にはコケオトギリが見られる。
花の径は5mmちょっとで小さい。雄しべも10数本でオトギリソウに比べて少ない。
次の日の午後もう一度撮ってみようと田んぼに行ったら、こういう風に咲いているはずの花が見つからない。
そうだ。オトギリソウやコケオトギリは午前中に開花し午後になると花弁を閉じてしまうのだった
コケオトギリは知っていないと見落としそうな花だが、オモダカは白い花が目立つ。
上の方に雄花が咲き、下の方に雌花が咲いている。
特徴的な大きな葉もオモダカが目を引く要素だ。
雄花。3枚の真っ白な花弁に多数の黄色い雄しべがある。
台風に阻まれることなく、無事予定を完遂できました。
猛暑・酷暑といわれている今夏ですが、植物も小さな生き物たちも
頑張って生きていますね。神奈川は内陸の方の地域と比べると
暑さもましでしょうし、雨の恵みもありましたけれど。
オトギリソウ、コケオトギリには一度も会ったことがありません。
コケオトギリは、もし見かけても私ではオトギリソウ科と結びつけられず、
名称不明のお蔵入りになりそうです。小さくて可愛い花ですね。
オモダカは結構目立って目を引きますね。葉っぱが予想以上に大きく
特徴的な形でびっくりしながら見たことがあります。
台風は全く妙な動きで広範囲に被害をもたらしましたが、
ご予定に大きな影響がなくて良かったですね。
猛暑でも植物や生き物たちはたくましく生きているようです。
オトギリソウは近所では市民の森など少し自然の残っているところで見かけますが、
午後になると閉じるので見過ごすことが多いです。
コケオトギリは何年か前にもこの場所で観察していて名前を調べたものです。
オモダカは田んぼの近くでは案外と見かけることが出来ますね。