初夏の今ごろ、近所でもミズキなど白い花の木が見られる。
ミズキよりずっと低い所で花を咲かせているこの木もそうだ。
葉の大きさに比べて小さな花が集まって咲いているのはコゴメウツギだ。
といってもウツギの仲間ではなくて、むしろコデマリやシモツケに近いそうだ。
花弁5枚のほかに少し短い萼5枚があって、花弁が10枚のように見える。
蔓を延ばして広がっている葉のところどころに白い花が見える。
スイカズラだ。花が2個ずつ並んで咲くのが面白い。
子供らが花の奥の蜜を吸った事もあるようだが、今はそのような姿を見るのは稀だ。
花は時間がたつと黄色くなる。この様子から金銀花と呼ばれることもあるようだ。