泉の森のしらかしの池から小川を挟んだ林の中で黒っぽいトンボを見た。
ハグロトンボだ。仲間のカワトンボより心持ち大きい。
翅を閉じたり開いたりしながら、しばらくすると違う場所へ移り、同じことを繰り返している。
川辺からは少し離れたところで異動しては翅を開閉している。
羽化後の若いカワトンボは川辺を離れて林を好むそうだが、この子もそうなのかどうか。
翅を閉じると見える裏側の模様が実にきれいだ。
なお、この個体は腹部の色から判断すると雌のように思われる。
昨年に取ったハグロトンボの雄。こちらの腹部は青緑色で輝いている。