横浜のほほん・続

植物や生き物を見ながら歩いて感じたことなどを中心に日々を綴る。

老と蝋

2019-12-24 06:09:17 | 日記



今の時期の相模原公園は花が少ないが、芝生広場のそばにフユザクラの見られるところがある。







たぶん先月から咲いていたのだろう。寒い中も静かに咲いていた。







芝生広場のそばに「衆遊の庭」という見本庭園がある。







その門の脇など3箇所に橙色のミニトマトぐらいの大きさの実がなっている木があった。
ロウヤガキ(老鴉柿)だ。







老鴉柿の鴉は烏で、もっと熟すと黒くなるので名付けられたらしい。
萼が張り出した様子からツクバネガキとも呼ばれる。







季節には菖蒲が見られる水無月園に向かうとロウバイ(蝋梅)が黄葉していた。







よく見ると蕾がいくつかあった。
年が明けると花がいっぱいになりそうだ。

ロウヤガキとロウバイ。こちとらはロウトル。
ロウトルの語源は中国語の老頭児で老人の意味だが、日本語では「役立たず、旬を過ぎた」のニュアンスもある。


コメント (2)
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