高尾山山頂。都心方面を見たが、もやがかかってビル群はぼんやりしか見えない。
山頂付近にもさまざまな昆虫がいるようだ。
ハギの花に来ていたのはダイミョウセセリ。裏側から失礼。
ハギとかマメ科の花を好んでやって来るチョウにウラギンシジミがある。
今回、ウラギンシジミが飛んでいるのは見られなかったが、クズに幼虫がいた。
ウラギンシジミの幼虫はクズなどの花を食べるのだけれど、今回は葉の上にいた。
取り付いていた花序の花を食べ尽くしたので、別の花を求めて移動中であろうか。
別の葉の上には蛹がいた。背中の模様が特徴的だ。
少し離れたエノキの葉の上にはアカボシゴマダラの卵がいくつも見られた。
蝶の卵は、孵化した幼虫がすぐに食べられる食草(葉)に産み付けられる。
残念ながらアカボシゴマダラの幼虫や蛹を見付けることは出来なかった。
低いところに生えているモミジの葉を一生懸命に食べているのがいた。
オオミズアオの幼虫だ。オオミズアオの食草はモミジのほかサクラ、ウメ他いろいろあるそうだ。
ビジターセンターの前では枯れ葉の下に潜り込もうとしているコガネムシがいた。
ちょっと出てきてもらった。背中というか左右の翅の上にそれぞれ4本ずつ縦の筋が入っている。
初めて見たコガネムシなので調べてみると、スジコガネというらしい。