神奈川県自然環境保全センターの本館の周囲、何カ所かに蔓性植物が植えられている。
フジ、エビヅル、コボタンヅル、スイカズラなどさまざまだ。
今はセンニンソウ(キンポウゲ科)の花が見頃になっている。
これはウマノスズクサ(ウマノスズクサ科)でジャコウアゲハの幼虫の食草だ。
少し離れた別の場所にはオオバウマノスズクサも植えられている。
蔓性植物の場所から道路を挟んで小さな池がある。1ヶ月ほど前にクロイトトンボを見たところだ。
少し前にはコウホネを見たが、今は同じ黄色の花のアサザ(ミツガシワ科)が咲いていた。
いつもは小山田緑地の池で見てきたが、ここで見られるとは思わなかった。
アサザも虫媒花なので蝶がやってくる。これはチャバネセセリらしい。
午後にはしぼみ始めるので虫たちも朝のうちの勝負だ。