ギンヤンマも飛ぶ上瀬谷の田んぼ。稲もだいぶ伸びて畦のあたりにもいろんな草や生き物が見られる。
ところが休耕田もあって、そのあたりは地塘かと思えるような湿地になっている。
もちろん地塘とは地面の構造が全く違うわけで、ミゾソバとかオモダカとかセリとか田んぼの花が多い。
シオカラトンボは子孫を残そうとたくさん水辺に集まっている。
キタテハは吸水に余念が無い。
セリの花ではベニシジミが蜜を吸っている。
両側の狭い場所に草が茂って、ジャノメチョウもよく見かける。
その辺りではルリシジミとヤマトシジミの似たもの同士もいる。
大雑把に見るとルリシジミは少し高いところまで飛ぶ。ヤマトシジミの方はカタバミを中心に低く飛んでいる。
水の中にもハイイロゲンゴロウ、オタマジャクシ、メダカ、アメンボなど生き物が多い。
水の少ない泥んこの場所には何かの足跡がたくさんあった。
こういう形の足跡はテンとかイタチの仲間であろうか。
どんな獲物を狙っているのか興味深い。