横浜のほほん・続

植物や生き物を見ながら歩いて感じたことなどを中心に日々を綴る。

朱い花と白い花

2016-05-20 05:23:13 | 日記



瀬谷市民の森の入り口近くの道の中央部に草が生えて、そこに朱色の花が見える。






キクノハアオイ(アオイ科)
帰化植物のキクノハアオイだ。帰化植物にしてはさほど拡散していない。
菊の葉葵という名前に皇室と徳川家を感じて面白い。






花径は1cmぐらい。芯に丸い子房が見え、紅い雌しべと黄色い雄しべが多数ある。






実が出来始めていた。アオイの仲間に多く見られるように多数の分果が円形に並ぶ。






フタリシズカ(センリョウ科)
林床ではあちこちでフタリシズカの花が見られる。
名前通り二人のものだけでなく、三、四人は普通で五人静のものもあった。
見るからに賑やかだ。






センリョウ科のフタリシズカには花弁がない。
白く見えているのは雄しべで、雌しべはその陰に隠れていて見えない。






果実が出来始めているのもあった。

コメント (2)
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