家事や育児、8割が妻任せ・厚労省が調査
約8割の家庭で夫が妻に家事や育児をほとんど任せ、妻の半数が夫の協力度に不満を抱いていることが9日、厚生労働省の国立社会保障・人口問題研究所の「全国家庭動向調査」でわかった。夫の育児への協力度が高いほど、子どもの数や妻が欲しいと思う子どもの数が多い傾向も判明。同研究所は「夫の育児参加が妻の出産意欲につながる」とみている。
調査は5年ごとに行われ、3回目の今回は2003年に約1万4000世帯に調査票を配布、配偶者のいる女性約7700人の回答を分析した。
家事の8割以上を妻が担う家庭は20―60代の約8割を占めた。夫が一切家事をしない家庭は40―60代で約4割、30代で約3割、20代で約2割となり、共働きでも夫が家事をしない家庭が約2割あった。
育児の8割以上を妻が担う家庭も20―40代の約8割を占めた。夫が一切育児をしない家庭は40代で23%、30代で15%、20代で10%となり、乳児がいても夫が育児をしない家庭も9%に上った。 (23:45)
約8割の家庭で夫が妻に家事や育児をほとんど任せ、妻の半数が夫の協力度に不満を抱いていることが9日、厚生労働省の国立社会保障・人口問題研究所の「全国家庭動向調査」でわかった。夫の育児への協力度が高いほど、子どもの数や妻が欲しいと思う子どもの数が多い傾向も判明。同研究所は「夫の育児参加が妻の出産意欲につながる」とみている。
調査は5年ごとに行われ、3回目の今回は2003年に約1万4000世帯に調査票を配布、配偶者のいる女性約7700人の回答を分析した。
家事の8割以上を妻が担う家庭は20―60代の約8割を占めた。夫が一切家事をしない家庭は40―60代で約4割、30代で約3割、20代で約2割となり、共働きでも夫が家事をしない家庭が約2割あった。
育児の8割以上を妻が担う家庭も20―40代の約8割を占めた。夫が一切育児をしない家庭は40代で23%、30代で15%、20代で10%となり、乳児がいても夫が育児をしない家庭も9%に上った。 (23:45)