【スキー場リフト係の隠れた役割】乗降場のホーム整備

スキー場リフト係の主な役割はお客さんが安全に安心してリフトに乗降出来るよう運転・サポートすることですが、もう１つ隠れた役割があります。

それは、乗降場のホーム整備です。本日はリフト係の身として、その内容をご紹介させていただきます。

リフト係の隠れた役割　：　乗降場のホーム整備３つ

①雪面の凸凹解消

リフトの乗降場を多くのスキーヤーやボーダーが滑ると徐々に凸凹ができてきます。凸凹があると乗降し難くなり、転倒につながる可能性もあるため乗降場の雪面を平らにしています。

②リフト座面高の調整

リフトで座る座面の高さが高過ぎたり、低過ぎたりすると乗降し難くくなるため、雪面を削ったり、雪を足したりして座面の高さを一定の高さに調整しています。

③降り場風景の改善

初心者の方にとってリフトを降りるときは恐怖心が伴うものです。なので、恐怖心が出ないよう降り場が広く、急なスロープに見えないよう整備しています。

整備に使用する用具

「スノーダンプ」という除雪用具を駆使して雪面を平らにしたり、削ったり、雪を足したりします。リフト係の必需品です。

リフト乗降場のホーム整備には熟練が必要です。お客さんが安全に安心して乗降できるよう先輩からもアドバイスを受け、日々鍛錬しています。