日々に薔薇と共存

大好きな薔薇を追っかけて日々癒されて生活をしています。

天狗高原シリーズ(1)

2015-04-24 09:23:52 | 薔薇いっぱいの庭
天狗高原(四国カルスト)
愛媛県と高知県の県境に位置しており
緩やかに東西に約25kmの尾根が続き見晴らしも良く
当たりの山々の稜線が見渡す限り見える大パノラマ。
四国カルストは約3億年前の海底が隆起して
できたと言われています。
美しい光景に神秘さとロマンが漂っています。
緑の草原の中に白い羊が戯れて群れになって遊んでいるように
石灰岩が雨水や地下水などで浸食されて露出したカレンフェルトや
浸食作用で地表にドリーネといった特有の景観を目にします。
美しい眺めです。


 








牧場になっています。
春になったので、牛が出て草を食べたり、水を飲んだり、
会話をしたり楽しんでいましたよ。
暖かい陽ざしを浴びて、気持ちも良いでしょうね。





もう一度、大引割・小引割りと沙羅の木の群生を見たくて
四国カルストに来てみました。
大昔地殻変動でできたと言われる大引割・小引割は、
本当に不思議で神秘的な場所です。


まず最初に、川のほとりを散策することにしました。
珍しい大きな葉が水面の近くにあるので傍まで行くと、
水芭蕉の花ではありませんか。
こんな場所にひっそり咲いているなんてね。
でも、水芭蕉の花を見ることができ嬉しく思いました。
葉の展開に先立って、花柄を伸ばし
白いのは花でなくて仏炎苞で、本当の花は黄緑の部分。
不思議で、私にはよく理解できないことばかり。


 

また白い花を見つけました。
ワサビの花でした。確かに水が綺麗。
ワサビは、綺麗な水のある場所が適しているものね。







川沿いに進んでいくと、木に花が咲いているのを見つけ
またまた傍に行くと、こぶしの花が儚げに咲いていましたよ。
川の水は透明で冷たく感じました。






自然溢れる情景を目にし、感慨無量にこのときは慕っていました。
これか先が大変でした。