皆農塾のブログを見て頂き、ありがとうございます!
2015年4月より、HPをリニューアルしました。
ブログもHP上に載せてありますので、下記のURLからご覧ください。
http://kainoujuku.com/
更新が遅くなってしまい、申し訳ありません。
これからもよろしくお願いします!
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2月下旬に終えた作業
落ち葉やワラにヌカを入れ、発酵熱を利用した温床の上で夏野菜を育苗します。小さな穴に1苗ずつ育てて、苗が大きくなるにしたがって、大きなポットへ植え替えます。
早堀り用ジャガイモの植え付け
夏野菜予定のハウスの草取り・溝堀り・堆肥すきこみ
春野菜の植え付け・種まき・冬ネギの育苗
これからの予定
温床の上で順次育苗(トウモロコシ・枝豆・インゲン・ズッキーニ)
全量のジャガイモの植え付け
春野菜の植え付け・種まきを続けていく
冬も佳境、温かい日が増えてきました。冬野菜は今月が最後の出荷になります。傷みが増し、二次成長(春になり花が咲く)も始まります。気を付けてお入れしていますが、良くない物が混ざる事がありましたら、ごめんなさい。もう少し暖かくなれば、ビニールハウスやトンネルに作付けた春野菜の収穫が始まります! (まさる)
<陸の研修日誌>
皆農塾には農業の仕事に並ぶ厳しい仕事があります。それは週1で来る昼当番。体をいっぱい動かした皆が腹をすかして帰って来る昼飯はプレッシャーが大きいです。
前回の昼当番は散々でした。準備が足らないし、シュミレーションもできていない。2人のウーファーはよりにもよってベジタリアンと穀物アレルギー(肉食)の二人。それぞれのために作るか、野菜だけで作るか。自家用野菜もあまりなかったから、大根と人参の煮物に、大根と人参の和え物と、かぶってしまった。テーブルに並べて、悲しくなった。その上、ご飯のスイッチを入れるのを忘れてしまったのだ。情けない!自分では、料理はできるほうだと思っていた。でも、何もわかっていないことが痛いほどわかった。
そして、今週の昼当番は、万全の態勢で臨んだ。クラウデアの口から「グッド!」「デリシャス」の言葉、みんなも満足してくれた様子。あ~良かった。(陸・談)
冬の寒い季節は訪問者がぐっと減ります。そんな真冬の2月にイスラエルからやって来たマティ(20歳)は、マイペースで愉快な青年でした。
作業がぐぐっと遅れてしまい、忙しく動くなか、夏野菜のための温床枠は、彼に一人で組み立ててもらいました。
始めに全部説明しても難しいので少し進むたびに、ああだ、こうだ、と僕が文句を言います。まず端っこの1本の高さを決めて、それに合わせて全部を平らに叩いて。ああ、この杭は位置が違うだの、ああ、取り付ける準備が違うからやり直してくれだの、ワラの高さが低いから持ち上げてくれだの。後から直しに入ると、「じゃあ、もう、お前がやれよ」みたいな感じです。でも、「ごめん、ごめん。ちょっと手が離せなくて!」と言ってお願いすると、また機嫌を直して、そして真剣に作ってくれました。彼が枠を作ってくれたおかげで、何とか夏野菜の育苗に間に合いそうです。
そんな彼、1週間頑張ってくれて、ようやく登山にでかけるつもりでいた休日に38度の熱を出して寝込んでしまいました。保険も効かないし、病院には行きたくないというので、自然治癒力頼みでとにかく寝る。何が食べたい?自国で、風邪をひいたらどうするの?と聞くと、「イスラエルで病気になった時はマリファナ(大麻)を吸うんだ、そうすると、大分楽になるんだよ。」と。いやいや、それ犯罪だから!と、突っ込むも、イスラエルでは合法で、医療用に大麻を使う事は一般的なんだとか。大麻は無いけど、オレンジで我慢してもらい、2日も寝ると「もう大丈夫だ、明日から仕事できるぜ」と、楽しげに言うのですから、何だか僕が励ましてもらっているみたいな気分でした。(勝)
2月の終えた作業
小松菜・ほうれん草・カブ、大根、人参等春野菜をトンネルで作付け
キャベツ・ブロッコリー・カリフラワー・白菜・レタス等をハウスで育苗
これからの予定
夏野菜の育苗
ジャガイモの植え付け
キャベツ等、春野菜の苗を畑にトンネルで作付け
畑ごよみ2-1 |
昨年から皆農塾の作付けを勝に任せて、私は、1反(300坪)の畑で"家庭菜園“をしています。寄居町の市民グループの人たちと一緒に、町の広報で呼びかけて、月一回の"家庭菜園講座”も開催、20名余りの人たちが熱心に通ってきています。2年目の今年は、畑を2倍に増やして、この地で出来る作物は全部作るぐらいの勢いです。2町(2ha)近くある皆農塾の畑の10分の一のミニ版、そこに行けば皆農塾の畑が体感できる、そして、そこで毎日の台所が賄える。子どもたちが畑を走り回って収穫体験もできるようにします。羊の毛刈りや糸紡ぎ、ドラム缶オーブンで手作りトマトソースのピザパーテーなんていいな。今、夢が広がっているところです。
どうぞ、皆さまも、その畑にお出でください。農家は忙しそうだから迷惑では、という心配はありません。農家体験したいというお友達がいたらご紹介ください。時々にイベント情報を畑ごよみでお知らせします。(恵子)
季節は過ぎ、作物は待ったなしで生育します。冬の野菜が底をつく前に、せっせと野菜を育てていきます!
1月から畑へ蒔く種は、温度を保ってあげるためにビニールトンネルを上に被せます。
こちらがトンネルの中の小松菜
この季節は蒔いてから3週間でやっとこの大きさです。(勝)
殺害された後藤さんの死をいたみ、彼の生前のツイートをリツイートします。
「目を閉じて、じっと我慢。怒ったら、怒鳴ったら、終わり。それは祈りに近い。憎むは人の業にあらず、裁きは神の領域。そう教えてくれたのはアラブの兄弟たちだった」2010.9.7
年始早々の1月3日。大物の猪が罠にかかり、そして、1週間後の1月11日。またしても大物がかかります。床屋さんをやっている猟師さんは仕事の合間を見ながら、猪を仕留め肉をさばきます。昨年、僕も一度だけ手伝いをしましたが、自分の手で猪を仕留め内臓まで綺麗にさばくというのは丸1日かかる大仕事。ですが、命を奪うからには最期まで頂くという猟師さんの信念、感服します。
そして、1月13日。ご近所で大先輩の佐藤さんの畑が猪に荒らされました。イノシシに荒らされるというのは凄まじいものです。野菜があろうが無かろうが、一面全部の土が引っくり返っているのです。幸いにもその畑は作物の収穫が終わっていたので残っていた物をほじくって食べた程度なのかもしれないのですが、もしこれが、これから収穫する畑だったらと思うとゾッとします。そして、その被害にあった畑は僕達がいま野菜を作っている畑の目と鼻の先です。里に出ているイノシシ達は着々と数が増えて、行動範囲も広がっています。猪の攻勢はどんどん強まり、とどまる所を知りません。翌日、役場に対策を要望すると、電柵を貸しだすという事。やられた畑に一番近いうちの畑を周り一面囲いました。その長さ256m。僕たちの畑は他に大小混ざりもう7か所。
この電柵、皆農塾ではお馴染みの道具ですが、草に触れると放電してしまい、効果を失います。春になって草の背丈が高くなる頃は、20cmの高さにある電線に当たらない様に草を管理するなんて、とんでもない仕事量。難題です。
果たして、この猪の猛攻に我々は反撃の糸口を見つける事ができるのか。それとも丹精込めて作った野菜をみすみす奪われてしまうのか。今後、猪との戦いは避けられません!
<陸の研修日誌>
寒い!!!こんな寒さは初めて!朝早くの畑は霜が下りていて真っ白です。足が凍りそう、顔が痛い、手が握れない。寒さに慣れていないのもあって厳しい毎朝です。でも日が出てくると暖かい。日光の有難味を肌で感じることのできる瞬間です。体を動かせば体温は上がっていき頭も回転し始めます。畑仕事は日光と共にありと寒い日々を乗り切っています!
そして正月明けは久しぶりの長時間農作業です。まだ一日作業に慣れていないためいくらやる気があっても思うようにいかずに空回り。余計に疲れます。鶏の解体や農具を使った作業も手間取りました。日誌に栽培・予定表などとやること覚えることは山積み。必死に喰らいついていきます! (陸)
2015年1月。今年は猪との激しい戦いからの幕開けとなりました。