百聞百見

ふじもと百男の政治活動日記

日本人権教育研究学会

2012年08月04日 04時38分25秒 | インポート

 3日(金)、神戸市で第13回日本人権教育研究学会の研究大会が開催された。同学会の設立時から参加しているが、教育職を離れても人権教育に関する最新の情報や新しい問題等について考える機会となるので出席している。

  神戸は今日もじりじりと真夏の太陽が照りつけ、熱風が肌にまとわりつく。会場の神戸市教育会館では、分科会、シンポジウムなどが行われた。シンポジウムのテーマは「教育現場における性的マイノリティーに対する差別と人権-性同一性障害をめぐって-」。基調講演のあと、医療、法律、教育現場などからの報告があり、障害を公表して介護職として働いている方からの体験、意見も報告された。性同一性障害については報道や書物などで知っているつもりだったが、各分野での現実、問題やそうした障害をもつ本人からの話を聞いたのは初めてのことだった。現場の中学の先生の報告で、教師の理解、意識改革がまだまだ低いという話があった。自分自身もそうだった、というような事例が取り上げられていた。今、教育現場はいじめ、不登校、対教師暴力などの問題に直面しているが、今日は性同一性障害をめぐり、差別・人権についてさらに深く考えさせられた。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

加東大橋-建設常任委員会管内調査

2012年08月03日 05時21分18秒 | インポート

Photo_7 Photo_8 Photo_9

 2日(火)、新原秀人議員(神戸市垂水区選出)が議員辞職という新聞記事が出た。同期の辞職は残念だが、維新政治塾に参加していてけじめをつけるということで今回の行動に出たものという。

 そんななか、県議会建設常任委員会が管内調査ために北播磨を訪れ、管内の現場2ヶ所、県民局での調査を行った。地元議員として、加東大橋(国道372号の野村河高バイパス)の工事現場での調査、県民局での加東土木事務所、企業庁情報公園建設事務所の調査に出席した。   

 加東大橋での調査は橋梁上で行われた。これまでは遠くから、あるいは下からしか見ることができなかった加東大橋の上に初めて立つことができた。感想は、まず高い。加古川の水面までの高さは相当ある。大きな鯉がゆうゆうと泳いでいるのが見えた。次に眺めがよい。遠く六甲連山、中国山地、播磨平野が一望できる。景色がよすぎて運転の方が心配になる。このバイパス工事はJR加古川線の跨線橋、加古川に新橋の架橋、そして取り付け道路など複雑な工事が含まれている。現在の福田橋は狭く大型トラックやバスがすれ違うのも大変。社町駅からの道路との交差点の混雑などの問題を解決するための工事がようやく完成に近づき、この秋の終わりの頃の供用開始をめざして工事が進められている。

 加東大橋は初代の福田橋から数えて4代目にあたる。明治10年代の半ばまで渡し船によっていたが、初めて橋が架けられた。その記念碑があり、今回の加東大橋の完成を期に後世に伝えるためにもきちんと整備しておくべきだと言ってきた。道路や橋には人・物・文化の流れと物語がある。これを時代、時代にきちんと記録し伝えていくことで共通の資産としての価値、意識が生まれると思う。それにしても調査のためだが、初めて大橋をわたることができて今日は感動だった。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東条湖面に映える8号玉の大花火

2012年08月02日 05時33分47秒 | インポート

Photo Photo_2

 1日(水)、台風の影響か朝から東風が吹いている。ウォーキングも汗が出ないぐらい心地よい風だ。佐保神社に参拝すると近所のおばあさんが参拝していた。手すりでとげが刺さった、と笑って話されたが、考えてみると、神社拝殿の急な階段はバリアフリーにはなっていない。

 ラジオ体操の当番の子供が寝坊で遅れてきた。夏休みも10日余り経ち、オリンピック放送もあってかちょっと中だるみのような。

 4時頃、雨上がりの東条地区を走っていると、北東、南山インターの方向低く虹がかかっていた。瑞雲のようにも見えた。古来霊地にまつわる瑞光の話はきっとこのような光景ではないかと思った。

 今日は加東市花火大会。関西の仙郷とよばれた東条湖(鴨川ダム湖)の湖上で開催される恒例の花火だ。とりわけ8号玉は圧巻だ。夕日が沈む頃、心地よい風が吹き渡る会場には去年にもまして多くの人出があった。特に若い人が多く、露店には行列もできるほど。1500発の花火が夜空高く色とりどりの大輪の花を開いた。湖面に映る8号玉の大花火はやはり凄かった。

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ユニバーサル社会づくり

2012年08月01日 05時19分50秒 | インポート

Photo Photo_2 Photo_3

 31日(火)、兵庫県公館で「ひょうごユニバーサル社会づくり推進大会・第20回福祉のまちづくりセミナー」が開催された。外は朝から、これぞ真夏!と叫びたくなるようなまぶしい光と青空が広がっていたが、涼しい公館大会議室ではオープニングのボランティアグループ新原(にいはら)の皆さんによるピアノ演奏が行われていた。

 大会では、総会のあと、「みんなの声かけ運動応援協定」の締結式や「ひょうごユニバーサル社会づくり賞」の贈呈式などが行われた。続く記念講演では、詩人の藤川幸之助さんが「支える側が支えられるとき-認知症の母が教えてくれたこと-」と題して、アルツハイマー型認知症の母の介護を通して、言葉を失った母親から教えられ、感じたことなどを詩や写真などで語った。藤川氏は「存在」に耳をすますこと、すなわち「まなざし」と「温かさ」で、母親との絆の結び直しをすることができたと結んで講演を閉じた。藤川氏の朗読する詩、両親の写真、介護の話に深い感銘を受けた。

 帰宅して家内に話すと、加東市で行われた講演で藤川氏の話を聴き、本も買ってサインして貰った、と言っていた。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする