百聞百見

ふじもと百男の政治活動日記

靖国神社石柱落書き事件 

2024年06月06日 05時33分39秒 | 日記

 先月31日、靖国神社の社号を刻んだ社頭の大きな石柱に落書き、放尿するという事件が起きた。犯人の中国人は犯行後すぐに出国し、中国に帰国してからSNSにそのようすを流したものという。犯人は、福島第一原発の処理水放流に対する日本政府への抗議だと言っているようだ。中国との間には犯罪人引渡条約がなく、捕まえることができないという。
 日本人にとって、神社は神聖な場所である。とりわけ靖国神社は、国のために命を捧げて戦い、亡くなられた英霊が祀られている特別な神社である。実は、事件の起きた前日の30日に上京した際、私も靖国神社に参拝したところだったので、この事件が報じられた時には、怒りを抑えることができなかった。
 30日、感染症と自然災害に強い社会をつくることを訴えるニューレジリエンスフォーラムの呼びかけですぐ近くの日本武道館で全国各地、各種団体などから1万人余の人々が参加した集会が行われた。集会の前に、兵庫県からこの集会に参加した皆さんと一緒に靖国神社に正式参拝し、英霊に感謝の祈りを捧げたばかりだった。
 中国といえば、駐日大使が台湾総統選挙がらみで、「日本の民衆が火の中に連れ込まれる云々」と脅迫する発言があった。また、大阪の中国総領事が訪台した国会議員に抗議の書簡を送りつけたことも報じられた。以前、兵庫県議会で台湾のWHO年次総会へのオブザーバー参加を求める意見書を議決した際、議長であった私に大阪の中国副総領事から抗議の電話があり、反論したことを思い出した。この件は当時、雑誌「Wedge」の取材を受け、顛末を話した。
 いずれにせよ、こうした中国による日本人の気持ちを冒涜する所業に対しては、厳しい態度で対応することが必要だと思う。 

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする