百聞百見

ふじもと百男の政治活動日記

こどもの日-国宝朝光寺で伝統の鬼踊り

2018年05月06日 04時46分03秒 | 日記
 

 5日(土)、今日は「こどもの日」。玄関に日の丸を揚げ、庭作業をしてから事務所に寄り、山国地区へメッセージを届ける。10時頃、事務所に後援会の役員さんが来られ、秋のゴルフコンペの相談などをした。
 11時半頃、加東市畑の朝光寺へ。こどもの日恒例の鬼踊り法会が行われた。吉祥院で昼食をいただき、本堂へ。国宝の本堂正面には、鬼踊りの舞台が設けられ、カメラを持った人々が場所取りをしていた。境内、多宝塔の北側でお茶の接待をいただき、時間があったので「つくばねの滝」を見に行くと、滝の上にくぬぎの大木が倒れていた。去年の台風被害ということだった。
 午後1時から、本堂で大般若経転読法要が始まり、檀家の女性によって御詠歌が謳われ、次に僧侶による大般若経の転読が行われた。転読の始まりとともに、地元畑地区の保存会の皆さんによる鬼踊りが始まった。翁の舞いに続いて鬼の舞。4匹の鬼が松明、剣、斧、錫を持って鐘の音に合わせて踊り、最後に緑の鬼が斧で餅を切り、その餅が参詣者に配られ、法会は無事終わった。子供の健やかな成長を願って行われる伝統の行事に今年も多くの子供連れの人々が訪れ楽しんだ。
 加東市には、この朝光寺の鬼踊り、先日の秋津住吉神社の百石踊り、そして、上鴨川住吉神社の神事舞と、鎌倉末期、室町時代から続く伝統の民俗無形文化がある。この大型連休中にその2つを見ることができた。日本の子供の数の減少が続いている。朝光寺からの帰りの道筋に鯉のぼりが揚げられた家も数軒あった。子供を大切にし、健やかな成長を願う素晴らしい文化がこの国にはあるというのに。
   

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