23日(木)、今朝も薄氷が張っている。佐保神社、大師殿コースを歩く。登校見守りに立つ。
今日も事務所で仕事。支部総会の準備や来客、連絡で時間が過ぎていく。年末にいただいた県立社高校の百周年で披露された県立社高等女学校の校歌のCDを聴きながら仕事をする。歌っているのは社高校生活科学科の女子生徒。歌詞もメロディーも気品と清潔さを感じる。歌詞の中では「愛と誠」が気に入っている。
ニュースで吉田松陰直筆の辞世が発見されたと報じた。松陰の辞世は「身はたとひ武蔵の野辺に朽ちぬとも留め置かまし大和魂」「親思ふ心にまさる親心けふのおとずれ何ときくらん」だと思いながら見ていると、「此程に思定めし出立はけふきく古曽嬉しかりける」だった。教師時代、選択社会科の時間に近代日本の人物研究というテーマで生徒に自由に人物を選んで調べる学習を行ったが、共通学習の一番に取りあげていたのが吉田松陰だった。安倍首相は何かのインタビューに答えて「私達は松陰と呼びつけにはしません。必ず松陰先生といいます」と言っていたのが耳に残っている。しかし、もう研究し尽くされていると思うが、新たに辞世が発見されるとは驚いた。