ふるさと加東の歴史再発見

少し気をつけて周囲を見回してみると、身近なところにふるさとの歴史を伝えるものがある。

山国伝統の初盆供養盆踊り-観音堂前で

2015年08月19日 05時27分26秒 | Weblog


 18日(火)、加東市山国の観音堂前の広場で盆踊り、花火大会が行われました。

 山国地区では、毎年8月18日に初盆供養の盆踊りが行われてきましたが、年々盛大に開催されるようになり、今年も地区住民の皆さんをはじめ、近隣の地域から踊りと空高く上がる花火を楽しもうと多くの人が来られました。会場の観音堂前広場には涼しい風が吹き、櫓を囲んで幾重にも踊りの輪ができました。
 企画進行役の地区役員さんはじめ、フライドポテトを揚げる老人会、おでん接待の女性会、太鼓をたたく子ども会、警備の消防団など地区の各団体で構成される実行委員会の皆さんが総出で運営され、まさに住民手作りの盆踊り、ふるさとの夏まつりとなっています。

 加東市のほぼ中央に位置する山国地区は、標高100メートル余りの見晴らしのよい高台になっており、そこで打ち上げられる花火は遠くからもよく見えるとあって楽しみにしている人が増えています。9時前に会場の明かりが消され、観音堂の上空には大輪の花火が咲きました。間近かに上がる花火は迫力満点で、歓声があがりました。
 今年も「山国ふれあい音頭」で踊りが始まりました。山国地区の自然や歴史、産業、そして人々の願いが表現されています。毎年紹介していますが、今回も「山国ふれあい音頭」の歌詞を紹介します。

山国ふれあい音頭
  作詞 石井貴代子  作曲 岸本眞知子  歌手 友原幹雄・宮野浩子

ア、ソレ

一、水の恵みは 王子ケ池に
  昇る朝日を 水面にうつし
  山田錦の穂はそだつ
 ア、ヨイショ
  ふれあい音頭で よい よい よいよ
 ア、ソレ
  山国よいとこ よい よい よいよ

二、信州諏訪の 蔵元と
  まごころこめて さなえうえ
  実りゆたかな 山国の
 ア、ヨイショ
  ふれあい音頭で よい よい よいよ
 ア、ソレ
  山国よいとこ よい よい よいよ

三、無病息災 願いをこめて
  観音さんに 手を合わせ
  老いもわかきも 輪になれば
 ア、ヨイショ
  ふれあい音頭で よい よい よいよ
 ア、ソレ
  山国よいとこ よい よい よいよ

四、緑ゆたかな 権現さんに
  今年も豊作 願いつつ
  力あわせて のぼりたて
 ア、ヨイショ
  ふれあい音頭で よい よい よいよ
 ア、ソレ
  山国よいとこ よい よい よいよ
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