昭和11年(1936)、社町では消防組から各区長宛に出火の際のお礼廻り等の慣習を廃止するという通知が出されています。火事を出すと、酒や弁当を出し、翌日には町内にお礼廻りをするというそれまでの慣習を止めるというものです。通知文を紹介します。
昭和拾壱年拾月廿日
社町消防組頭 大橋實次
従来慣習ノ如ク相成居候本町出火の場合ニ於ケル酒弁当ノ饗宴、翌日町内ヘノ礼廻りハ之レヲ廃止スル事ニ今回幹部会ニ於テ決定候条左記御了承ノ上御部内ヘ周知方然ルヘク御取計ひ相成度此ノ段通知旁々御依頼申上候
記
一、本町内出荷ノ場合其ノ翌日各部ヘノ礼廻りハ之ヲ廃止ス
一、本町内ニ於テ出火ノ場合ニ於テ酒、弁当、饗宴ハ之レヲ廃止ス
但シ、其ノ部内ノ者ヲシテ居残手伝者ニ対シテハ此ノ限リニアラズ
昭和拾壱年拾月廿日
社町消防組頭 大橋實次
従来慣習ノ如ク相成居候本町出火の場合ニ於ケル酒弁当ノ饗宴、翌日町内ヘノ礼廻りハ之レヲ廃止スル事ニ今回幹部会ニ於テ決定候条左記御了承ノ上御部内ヘ周知方然ルヘク御取計ひ相成度此ノ段通知旁々御依頼申上候
記
一、本町内出荷ノ場合其ノ翌日各部ヘノ礼廻りハ之ヲ廃止ス
一、本町内ニ於テ出火ノ場合ニ於テ酒、弁当、饗宴ハ之レヲ廃止ス
但シ、其ノ部内ノ者ヲシテ居残手伝者ニ対シテハ此ノ限リニアラズ
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