ふるさと加東の歴史再発見

少し気をつけて周囲を見回してみると、身近なところにふるさとの歴史を伝えるものがある。

繁盛祈って-社のえべっさん

2011年01月11日 05時42分35秒 | Weblog
 9,10日の2日にわたって市内の各神社でえびす祭が行われました。加東市社の佐保神社でも、境内の恵美須神社には多くの人が福をもとめて参拝しました。
 この恵美須神社は享保年間に山氏神社の鳥居前から移転された(『佐保神社誌』)とあります。社殿の脇では、巫女さんが参拝者に御神酒を接待してくれます。人々は蛭子命(御祭神)の御札(紙札、木札)を買い、店に並んだ吉兆や福飴を買って、福引きを楽しみます。時折り、「大当たり~」の景気よく大きな声が境内に響きます。長引く円高・デフレ不況による閉塞感を吹き飛ばして「跳ね」飛び出そうという願いがこめられているようでした。
 10日午後には、恒例の餅まきが行われ、佐保神社拝殿からまかれる餅に多くの人が手を伸ばして拾っていました。若いお父さんが子どものために一生懸命拾っている姿が印象的でした。私は恵美須講の講員で、同じ組の人と当番の仕事をしました。妻と交代しながら飾り付けや御祭事、御札づくりなどをやります。何年かに一度回ってくるのですが、講員は減る一方です。
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2 コメント

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いやな思い (ななし)
2012-01-09 20:16:07
1012、9日せこい話ですが、福引の飴玉を買い、張り付けてあるシールをはがし確かに寿と書かれたシールがあったのにとこんなものかと思っていたが後で聞いたら2等と。
信用しているのに恵比寿さんだけに気分が悪い
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Unknown (ブログ管理人)
2012-01-10 04:21:05
私は家族と参拝して飴を買いましたが、娘が梅ばっかりとがっかり顔でした。新成人の末娘ですが、その後バスで帰っていきました。ぽたぽた焼きを家で食べて福顔です。
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