ふるさと加東の歴史再発見

少し気をつけて周囲を見回してみると、身近なところにふるさとの歴史を伝えるものがある。

廻淵の道標-お堂の入口に

2013年04月28日 04時59分17秒 | Weblog
 加東市廻淵の朝光寺へ向かう道と東条おもちゃ王国へ向かう道と分かれ道の北側の山の中腹にに真新しいお堂があります。27日、おもちゃ王国での迷宮の城のオープン式典の帰りに天気がよかったので寄ってみました。
 去年の1月にも来ましたが、お堂の下の古い墓地も木が伐採され見通しがよくなっていました。もう一度石碑や道標をよく見てみようと思ったのです。地元の人が「お大師さん」と呼んでいるこのお堂(阿弥陀堂)には、阿弥陀如来とお大師様が祀られ、加東四国八十八ヶ所霊場の番外の霊場になっています。第二十二掎鹿寺から廻淵の阿弥陀堂、畑の大師堂を経て、二十三番朝光寺へと巡る途中の霊場になっています。元はもう少し下の場所にあったものを新築移転したものです。
さて、以前訪れたときにこのお堂の入口のところに立っている道標を紹介しましたが、刻まれている文字がよく判りませんでした。ところが今回は天気が良く刻まれた文字がくっきりと見えたのです。
 上部に仏像が刻まれ、その下に「左 きよ水」と文字が刻まれていました。その右に建立年らしき文字が刻まれおり、「文政・・」と見えますがはっきりしません。今は役目を終えて、分かれ道を見下ろす位置でお堂にお参りされる地元の方を迎えているようでした。
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