ふるさと加東の歴史再発見

少し気をつけて周囲を見回してみると、身近なところにふるさとの歴史を伝えるものがある。

稲尾のへんろ道

2007年03月23日 06時08分56秒 | Weblog
 加東市稲尾を東西に走る道沿いに一本の道標が立っています。
 道標の上の方に人差し指で行き先を示した手が浮き彫りにしてあり、「へんろみち」「加東四国」の文字が読みとれることから、加東四国八十八ヶ所霊場巡りの道標であることがわかります。
 この指さしの浮き彫りのある道標は市内各所で見かけます。霊場巡りの遍路道を知る手がかりとなります。
 また、道標の下の方に施主の名が刻まれています。そこには遠く美嚢郡三木町の人物名が刻まれています。加東四国霊場巡りが盛んだった頃のようすがうかがえます。
 
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