ふるさと加東の歴史再発見

少し気をつけて周囲を見回してみると、身近なところにふるさとの歴史を伝えるものがある。

昭和18年-海苔、北海いか、かなぎちりめんの配給

2016年07月14日 10時14分49秒 | Weblog
 昭和15年12月から同18年3月までの社町社区事務所の「購入券配給書類綴」の中に、「海苔、北海いか、かなぎちりめんの配給」に関する文書が綴じられています。
 こうした海産物もそれぞれ人口割り、戸数割で配給されていたんですね。今の豊かな食糧事情からは想像もつきませんが、わずか70年余り前のことなんですね。
 


 
 昭和十八年三月二十九日

                社 町 長  合 田 常 蔵

各部落会長殿

 海苔並北海いか並かなぎちりめん配給ノ件

今回加東地方事務所ヨリ海苔一万三千百五十枚北海いか五十貫かなぎちりめん八十貫配給割当有之候就ハ隣保配給致ス可ク候条指定期日場所ヨリ一纏メ購入ノ上左記配給基本ニ依り配給相成度候

割当基本
(1)海苔、一人当リ二枚ノ割
(2)北海いか、一戸当リ三十七匁
(3)かなぎちりめん一戸当リ六十匁
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