ふるさと加東の歴史再発見

少し気をつけて周囲を見回してみると、身近なところにふるさとの歴史を伝えるものがある。

懐かしい風呂屋の煙突

2018年03月22日 05時04分13秒 | Weblog
 昨日、子供の頃、加東市社の市街地にあったお風呂屋さんの跡地の景色を紹介しましたが、その煙突は、我が家のすぐ南隣だったので、子供の頃からいつも見上げていました。
 当時の写真を探してみると、庭でシャツ姿の父親が写っている写真がありました。父親の後ろに立っているのが煙突です。この煙突の天辺に避雷針が取り付けられており、雷がよく落ちました。縁側で父親と一緒に雷の落ちるのを見ていて、突然パシッという大音響と同時に目の前が真っ白になる瞬間がありました。体がぐいっと庭側に引き寄せられたことが今も鮮烈な思い出として記憶に残っています。
 あれから半世紀余りの時が経ちました。今は電柱が立っています。庭の池もなくなり形状が変わりました。しかし、今も私は同じ視点から春の空を眺めています。
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