ふるさと加東の歴史再発見

少し気をつけて周囲を見回してみると、身近なところにふるさとの歴史を伝えるものがある。

屋台太鼓と老松のある風景-今昔

2014年02月02日 06時30分33秒 | Weblog


 上の写真は、佐保神社の秋祭の社上組屋台の記念撮影で、昭和初期のものと思われます。飾りなどが今と違うのでどこの地区の屋台か判断がつかなかったのですが、マニアの方が彫り物や布団屋根の反り具合など間違いなく上組だと教えてもらいました。また、佐保神社の三階菱の印のついた法被を着ている青年時代の父の姿も写っています。
場所は社の商店街、関西電力社営業所から北へ50メートル、八坂神社の交差点のようです。写真右の道路が今の商店街を南北に走っている通りです。写真左の奥、柳の木が見えますが、持寶院の境内になります。写真の右に大きな松の木が写っています。この辺りが「老松町」という名前がついているのは、昔こうした大きな松がたくさんあった、ということが由来だと伝えられています。

 時が過ぎて、下の写真は現在の交差点のようすです。もう老松は一本も残っていませんが、八坂神社は昔のままです。
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