ふるさと加東の歴史再発見

少し気をつけて周囲を見回してみると、身近なところにふるさとの歴史を伝えるものがある。

冬の烏

2012年02月23日 05時00分11秒 | Weblog
 加古川に架かる福田橋を渡り、国道372号を貝原から西垂水、そして社方面に走っていると、ちょうど西垂水の交差点で赤信号になり車を止めました。ふと五峰山の方を見ると、歩道の安全柵に一羽の烏がとまっていました。間近で見る烏は大きく黒々として、車を怖がらないその姿に何か威厳のようなものさえ感じました。思わずカメラを手に取り、シャッターを押しました。
 この辺りは広々とした平地で田圃が広がっています。弥生時代には農耕集落が形成されており、遺跡も確かめられています。加古川の流れの向こうには、太平記の古戦場ともなった五峰山が聳えており、平地から見ると大きな山塊に見えます。古代以来の風景の中に一羽の烏。最近、嬉野台地でも電線に驚くほど多くの烏が集団でとまっているのを見ることがありました。その下を高校生が自転車で下向していましたが、少し怖いような不気味な雰囲気がありました。
 
コメント
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