ふるさと加東の歴史再発見

少し気をつけて周囲を見回してみると、身近なところにふるさとの歴史を伝えるものがある。

昭和6年-太鼓の虫干

2009年07月30日 05時51分49秒 | Weblog
 今年はまだ梅雨が明けていません。太鼓の虫干しの頃ですが、こんな年は困ります。
 父の日記には太鼓のこともよく出てきます。昭和6年(1931)の8月7日のページに太鼓の虫干しのことが書いてありました。およそ80年近く前の社の上組(かみぐみ)の太鼓の虫干しです。写真は昭和17年の上組太鼓の写真です。


八月七日 金曜  晴

青年に虫干を任されてゐるので今日位ひにしておかねばならぬと思つて磯貝、松原、藤原、三木等によく伝えておいて松原と二人でどうなりこうなり出して帰ってきた。松原は充分に昼寝もしたいと言つてゐたが。

石井君がベビーゴルフに行こうと言つたので出かけた。勝てる筈がない。俺等は今日がたつた二回のゴルフだもの。四十七だ。

午後二時頃からみんな揃った。そしてそろそろと蔵の中にしまつてしまつて西瓜をたっぷりと食べた。
麻雀は俺は近頃うけにのつてゐる。負けた夜がなくなって来た。


コメント
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