ひゃっかんのひとりごと

日常生活の中で感じた事を、防備録の代わりに徒然に。

記憶

2006-02-22 | 日々雑感
 年々齢を重ねる毎に記憶力の低下を感じる。元々物覚えがよい方ではなかったが、それでもここ数年の記憶力の低下には驚かされる。
 TBSでは午前中に「渡る世間は鬼ばかり」を放送しているが、これは毎日放送してくれているので、物覚えが悪い人間にとっては前日までのストーリーを忘れないうちに放送してくれるのでありがたい。
 ところが本放送の時には1週毎になってしまうので、前回までのストーリーを忘れてしまうのだ。往々にしてドラマでは前回までのあらすじを冒頭に何となく挿入してくれるのだが、その冒頭を見損なった時は記憶を呼び戻すのに時間が掛かり、もどかしさを覚える。
 それに比べて時代劇(大河ドラマを除く)は、毎回完結でストーリーも入り組んで居らず判りやすいので、パッと見るには最適だ。もちろん勧善懲悪でスッキリする事もあるし、何よりも日本人にとってはわかりやすい話なのだ。
 お年寄りが時代劇を好むのは、単に日本人だけと言うだけではなく、やはり私と同じように記憶力の低下から、スッキリ一日で全てが終わってしまう方が楽だからなのではないか?
 私もそんな年齢になってきたのかと思うと少々暗い気分だが、こればかりはどうする事も出来ない。充実した日々を過ごすように努めようと思う。

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