ひゃっかんのひとりごと

日常生活の中で感じた事を、防備録の代わりに徒然に。

日勤教育

2005-05-26 | 日々雑感
JR西日本の凄惨な事故から1ヶ月、月日の経つのは早いのだが、解明されることは少ない。

JR西日本では運転士がオーバーランをすると「日勤教育」と呼ばれる安全意識の向上とはほど遠い罰則が待ち受けていることが早い段階に明らかになった。日勤教育とは名前は良いが、中身は時代遅れの虐めにしか思えない。

鉄道の運転士の資格は、国から免許を交付されるものだそうだから、国はもっと安全教育に口を出しても良いのではないか?

会社の規則を何度も清書させるなど何の意味もないし、私が経営者だったらもっと本当に安全に貢献するような内容を考えるだろう。例えば指導運転士を同乗させて、運転の問題点を指摘・指導するとか、シミュレーターで訓練をし直すとか。いずれもお金は非常にかかるが、一度大きな事故を起こしてしまったら、信頼を取り戻すのに相当な時間が掛かる事を考えたら、安いのではないだろうか?まぁJR西日本は「儲け」が社是のようだから、疎かになっていたのだろう。

この文章を書くのに非常に勇気がいった。亡くなられた方や遺族の方、怪我をされた方のことを思うと、徒に個人が取り上げる内容ではないと思ったからだ。だが誰が読んでくれるかわからないこの駄文でも、読んで下さった方が共感されて、公共輸送機関に安全を意識してもらえればと思って書いた。

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