昨日亀戸駅前のホール「カメリア」で、朝枝信彦氏率いるアマデウスのコンサートがあった。演奏者の皆さん手弁当で頑張っておられるので、会社の業務としては成り立ちにくいので休みを取って収録させて頂いた。既に同氏の演奏はかなり収録させて頂いているので、今までの経験から一番単純なワンポイント収録スタイルで臨んだ。同氏の演奏は是非皆さんに生で聴いて頂きたいのだが、今回は収録のスタイルについて私見を。
私は殆どの場合収録は無指向性のマイクを2本平行に並べたAB方式という方法で収録する。様々な理由があるのだが、優れた演奏家は常にバランスを考慮して演奏しているので、そのホールの持つもっとも素晴らしい音の位置で収録すれば、最良の結果が得られると考えているのが最大の理由だ。他に空気感も一緒に収録できること、聴感上自然な事etc.
その肝心なマイク、音響的には傍流であるが、EarthWorks社のQTC-1というマイクを使用している。このマイクは特性的には恐ろしくフラットで、マイクロフォンメーカーとしての特徴を表す色付けがほとんどない。本来ならそんなマイクはオーディオ的にはNGなのだが、良いホールがあり良い演奏家がいるのなら、何ら色付けのないマイクの方が良い結果が生まれる。
時代と共に収録スタイル・使用機材は変わりつつあるが、私はしばらくはこのスタイルを続けていきたいと考えている。
私は殆どの場合収録は無指向性のマイクを2本平行に並べたAB方式という方法で収録する。様々な理由があるのだが、優れた演奏家は常にバランスを考慮して演奏しているので、そのホールの持つもっとも素晴らしい音の位置で収録すれば、最良の結果が得られると考えているのが最大の理由だ。他に空気感も一緒に収録できること、聴感上自然な事etc.
その肝心なマイク、音響的には傍流であるが、EarthWorks社のQTC-1というマイクを使用している。このマイクは特性的には恐ろしくフラットで、マイクロフォンメーカーとしての特徴を表す色付けがほとんどない。本来ならそんなマイクはオーディオ的にはNGなのだが、良いホールがあり良い演奏家がいるのなら、何ら色付けのないマイクの方が良い結果が生まれる。
時代と共に収録スタイル・使用機材は変わりつつあるが、私はしばらくはこのスタイルを続けていきたいと考えている。