ひゃっかんのひとりごと

日常生活の中で感じた事を、防備録の代わりに徒然に。

病状経過

2006-10-08 | 闘病日記
鬱病と診断されて早くも半年以上が経過しているが、大分安定して来た、と言うか
普通である。しかし疲れやすい事だけは変わりない。
しかし以前の様に全く仕事が手につかないと言う事はないし、薬も合っているせい
か食欲の減退も大分無くなって来た。むしろ体重を減らす為の努力は怠っていない。
今は一週間に2日程意識的に休もうと考えている。これは自分の病気に対する対処
療法の一つであるし、本当に疲れてしまって何も考えられなくなるからだ。
「下手な考え休むに似たり」昔からある言葉だが、確かに疲れている時には下手な
考えしか浮かばない。やはり体が休めと命令しているのだろう。昨日は那須で、そ
して今日は一日好きな音楽を聴きながらうつらうつらして、時たまパソコンに向
かっている程度にしている。
那須に居る時はネットに通じないので、音楽三昧なのだが…

鬱病の一番ひどい時は、本当に自殺する意志もないのにプラットホームに立ってい
ると線路に吸い込まれそうになったりした事もあった。今は流石にそんな事も無い
し、ある程度自分の意識をコントロール出来る段階まで戻って来た様にも思える。
あの苦しさは誰に言っても理解してもらえないだろうし、逆に同じ病を抱えた人間
の気持ちは痛い程良くわかる。

先日も同じ演奏している人間から同様な話を聞いたが、彼女はまだ20代だと言う
のに生理が止まってしまい、もう4年も来ていないそうだ。鬱病と診断されて医師
が2ヶ月位の診察で終了させてしまったらしいのだが、そんな期間ではとても治る
病ではない。彼女には私の経験談を話し、あと少なくとも5年は薬を飲み続けなけ
れば完全に回復はしないのだと言う内容を聞き驚いていた。あらためて専門の医師
のいる病院に通院してみようと思うと言っていた。この事が逆にプレッシャーにな
らなければ良いのだが、良い方向に働いてくれる事を期待する。