里山の動物達

日曜日の朝、里山の下刈りのため、６時過ぎに静岡を出発し、掛川の果樹菜園近くの集合場所に向かう。




この山は１５人の共有山林で前回の下刈りは２０年近く前らしい（大半の世代が代わり半分以上の人が）





腰に鋸と鉈をつけリュックサックにお弁当を入れ、各人いろいろな道具を持ち３台の車で山に向かう。




やまちゃんの持ち物（やまちゃんは初めての参加）
　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　



まずはじめ、共有者の４人の長老が先導し山に入る、歩くこと１時間、自信たっぷりの長老の口ぶりがだんだん怪しくなってきた。




確か～・・・？　　あの尾根から遠くの町が？？？・・もっと斜面がきついはず？・・





山の木々の根元にはイノシシがノミやダニを取るために泥まみれの体を押し付けた後が何箇所も目に付く。

　　　　　　　　　　　



２時間歩くも共有地の山を特定出来なくお昼となり、”たまにはいいよな～こんなハイキングは”などと話ながら、




おむすびをぱくつきお新香を分け合いながらお茶を飲み、昔話に花が咲きました。




昼食後、ここの山は又調べてからということで次の山林に向かう。




途中、地域の守り神の雨桜神社に参拝し、安全祈願などをした。


　　　

　　　　　　　　　　




山に入ったが此処の山林も年数がたっており、共有地の場所が断定できない。




山の木にはやはりイノシシの体洗いの印がついている、カモシカの食い荒らした木の肌も見える。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　



突然、一行の真ん中を１匹のイノシシが突進、尾根から沢まで駆け下り、”わー””わー” みんなビックリ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　



わずか人と人との間の数メートルの間を弾丸のように駆け抜けた。




近くの木を見ると新しい皮の剥がされた跡があり、鹿やイノシシの食べた跡ではない高さだ。

　　　　　




　　　　　　　　まだ木の皮が剥けた後は水分が残っており、鋭い爪痕がたくさん見える・・・”ゾ～”

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　





これ以上は危険ということで、これにて今回の下刈りは来春に日延べとなり、本当のハイキングになってしまいました。




しかし何にも下刈りが出来ませんでしたが久しぶりに皆と集まり、楽しい１日でした。




イノシシさん、シカさん、クマさんお騒がせしました～ごめんなさいね








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