やまちゃんのおっさんぶろぐ

あくせくしなくなって来た団塊世代のおっさんの新米ブログVer.3

旧型電話機

2009年10月12日 10時39分59秒 | 我が家のオブジェ
今ではほとんどと言っていいほど、いやまったくが正解かもしれない。


電話機と電話機を線で直接結び右手にあるハンドルを回し、相手の電話機の電鈴を鳴らす専用線式の電話機として使われ、


電話局を経由すれば交換台にいる交換手さんを呼び出すことが出来た電話機。



”41号M型磁石式卓上電話機” (じしゃく式ではない、じせき式と呼ぶ)




                       裏には日本電信電話公社とある。

                               



まだ社会に出たての頃には会社の営業所同士を電話線で結び、ハンドルの回し方で


ベルの鳴りかたを変え何回鳴るかでどこの営業所を呼んでいるか判別した。


声が聞こえなくなると、机の下の送話用の空気電池を換えたものでした。


当時は電話のない家が多く、電話局に取り付けを申し込んでも3年、4年のお宅はざらにありました。


わたしが高校生の頃、テレビでは事件記者と呼ばれる警視庁の記者クラブの活躍を描いたドラマがありましたが、


その番組の冒頭に出てきたのが、”4号A自動式電話機”の画面でした。

              



まだ社会に出たての頃はこの電話機はたくさんのお宅にありました。


この電話機は品質がよく頑丈で壊れにくく”電話機のゼロ戦”と呼ばれたこともありました。



もしかすると高齢者のお宅で古いものに愛着をお持ちのお宅には現在もお使いになっているかもしれません。


固定電話を持たずに携帯電話機だけで生活する人が多くなったこの頃、このような電話機を知らない人がまた増えています。


回顧趣味を持たない人でもこういう電話社会の歴史を作ってきた名機を忘れないで欲しいものです。



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