「今から数カ月が最も緊張感をもって政権を監視しなければならない期間になると思います。」
これ、今朝の東京新聞掲載の國分功一郎さん(高崎経済大准教授 哲学者)のことば。
「一強時代を考える 2014衆院選を終えて 下」欄から抜粋します。
●「法の支配」危機 監視を
現政権は民主主義を何とも思わず、権限さえ獲得してしまえばよいという発想。これは新しいタイプの政権ではないか。
それによって危険にさらされているのが法の支配です。閣僚が集まって15分ぐらいで書類にサインしただけの閣議決定という手続きで憲法がないがしろにされつつある。首相が、憲法解釈の責任者は自分だと発言し、改憲が難しいなら手続きを変えてしまえばいいという話まであった。法の支配という基本的な理念への敬意や恐れがなくなっています。
行政は、異議申し立てをされないようにスケジュールを組むのが得意。安倍政権は特にこの点で秀でています。
選挙直後には、原発再稼働関連の動きが活発化した。今後は、集団的自衛権の行為容認に向けた法整備が猛スピードで進められるでしょう。今から数カ月が最も緊張感をもって政権を監視しなければならない期間になると思います。
自民党に投票したのは全有権者の約2割。8割はなんらかの不満をもっているのよ。
ねえ、私を含む8割さんたち、沈黙してたらいいようにされちゃうんだよ。奴隷扱いされてちゃダメだよ。
ガッカリしてる場合じゃねえだわ。「やっぱりだめか」なんていってる場合じゃねえだわ。
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