感染の第3波に備えて、ほとんどしたことがなかった「毎日の換気」を心がけている、代表の丸山です。
さて、私が撮影に参加したドラマが、1週間後の22日(日)午後9時から73分間放送されるはこびとなりました。
ひきこもり状態の人と家族の姿を描いた「NHKスペシャル『こもりびと』」です。
ひきこもり当事者に松山ケンイチ氏、彼の父親に武田鉄矢氏が扮しています。
ストーリーのなかで、父親が家族会に参加し、ほかの父親の体験談を聴いたあと集まっていた当事者経験者に父親が質問するシーンがあります。このシーンのみ実際の当事者経験者が出演し、脚本なしで生の声を伝えるというドキュメントとなっています。
集められた私を含む当事者経験者は、前述のシーンに出演もしたジャーナリストの池上正樹さんが事前に呼びかけたなかで出演に同意した人たち。それぞれ有意義な発言をしていましたので、編集でどれだけ使われるかは不透明。私は大したことが言えなかったため、まったく映っていない可能性もあります。しかしドラマじたいはNHK記者の方々による長年のひきこもり取材に加え、池上さんはもちろん「ひきポス」編集長の石崎森人さんや現代美術家の渡辺篤さんらの助言を得て制作されたそうですので、フィクションとドキュメントが融合した稀有な作品になっていると想像されます。
1週間後、ご都合のよろしい方はぜひご覧ください。
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