業務日誌

許せないヤツがいる 許せないことがある
だから倒れても倒れても立ち上がる立ち上がる
あいつの名はケアマネージャー

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ケアマネは利用者を選べない

2008年12月09日 | 業務日誌
※ 毎度のことですが、画像は本文と一切関係ございません。

すみません、愚痴なので長いです。

今私の担当している利用者は42人。
要介護が38人、予防が4人。
そこにもってきて来月から、もうひとり担当することになりました。
「えっ、そんなに担当しちゃったら減算じゃネ?」
とか言っちゃってるアナタ、説明しましょう。

ウチの居介のケアマネは5人。
うち1人管理者を兼務。
うち1人は訪看管理者と兼務。
事業所全体で、介護給付160人、予防は36人まで持てる計算です。
管理者は管理業務がありますので、できるだけ身軽でいてほしい。
それでもウチの管理者カニちゃんは要介護30人+支援4人担当してくれています。
訪看管理者のナース河合は、要介護12人しか持ちません。
ということは、残り要介護118人と支援32人を、私とアイリン女史とオリーブの3人で担当しても減算にはならないのです。

しかし、実際ウチで1番担当が多いのは私です。
ハッキリ言って、これにはちょっとまいってます。
なのに、なのに、
来月この上もうひとり、担当を持てと言われました。
マジかよ。
私よりオリーブのほうが担当少ないじゃん。
なのになんでこっちに回ってくるの?

実はこの利用者は、アイリン女史とトラブって
「ケアマネを替えてちょうだい!!」
と訴えた方なんです。

アイリン女史は勉強家ですし、経験もあり、とてもいいケアマネさんですが、利用者からのクレームが多い。
そりゃ人間ですから相性もあるでしょうし、お互い気持ちが理解できないのに我慢して支援する+されるのはお互いにとって不幸ですから、担当を替えてしまうのもときにはアリだと思います。
でも、でも、今回のこのケアマネ交替劇では、私はどうしてもアイリン女史のやり方にナットクがいきませんでした。

お互いがお互いのことを苦手に感じていたアイリン女史とこの利用者・サッチャーさん(仮名/80歳・要介護1)。
デイケア・ヘルパー・介護タクシーを利用していました。
問題はこの介護タクシーでした。
サッチャーさんは隔週月曜と金曜に通院のための介護タクシーを使っていましたが、そのほかにも神経痛治療のための整形受診で不定期に介護タクシーを呼ぶことがありました。
しかし、高齢者にありがちな
「雨が降ったら通院はよす」
「寒かったら行くのはやめる」
「暑かったらタクシーはキャンセル」
とゆーことが何度かあり、まーアイリンさんも困ってはいましたね。
そんなある日、またまたサッチャーさんから
「明日○○医院に行きたいが、雨が降ったらキャンセルしてほしい」
と介護タクシーの依頼が。
アイリンさんはしぶしぶ『わかりました、明日朝雨だったらキャンセルしますからね、途中で止んでもあとで行きたいとは言わないで下さいよ』と念押し。
かくして次の日、早朝は小雨・9時頃晴れ間が見えるという微妙な天気の日となってしまい、しかしアイリンさんは
『たとえひと粒でも雨は確かに降った』
と、介護タクシーをキャンセルしてしまったんです。
その15分後にサッチャーさんから
「介護タクシーがまだ来ない!!」
と電話で催促。
『雨が降ってたから断った』
「雨はとっくに止んだじゃないの!!」
と電話で口論に。

私は横でそのやりとりを聞いていましたが、
「なんでアイリン女史はサッチャーさんに電話一本かけて『今日はどうしましょうか』とたずねなかったんだろう」
と不思議に思っていました。
電話を切ったアイリンさんは怒っていて
「そもそも行こうと思えば自分で病院に行ける人なのに、勝手な都合で予約したりキャンセルしたり、ワガママが過ぎる」
と言うんです。
私は思わず
「自分で病院に行ける人なのに、どうして定期的な受診には介護タクシーを利用してるんですか?どうして不定期の受診には使えないんですか?」
と聞いてしまいました。
するとアイリン女史は私を睨む。
余計なことを言うなとばかりに
「こういう人だから」
だの
「定期的な利用ならともかく、気分で行く病院には利用しなければいい」
だの、理由にもならない理由をぶつぶつ語るんです。

結局アイリン女史はサッチャーさんがキライなんです。
だから、サッチャーさんの気分に振り回されているようなのがイヤで、ちょっと電話して都合を聞いてあげるのもイヤで、
「あなたが『雨が降ったらタクシーはキャンセル』と自分で言ったじゃないですか」
と、サッチャーさんに制裁(というとちょっとオドロオドロしいですが)を与えたのだと私は感じました。

そして同時にピンときましたね。
ああ、アイリンさん、今度はこのサッチャーさんを、他のケアマネにまわそうと思ってるな、と。
アイリンさんが意図的にやってるのかどうかは知りませんが、このパターンで私やオリーブが彼女からまわされたケースを担当するハメになったのは、1度や2度ではありませんからわかるんです。

当然カニちゃんはそんなことを許すはずはない。
これまでも何度も何度も、アイリン女史とサッチャーさんの間に入って、解決策を探してあげようとしたり、双方の言い分を聞いて相談に乗ったり、スーパーバイズしてくれました。
しかし、結局のところ、利用者から
「ケアマネを替えて下さい!!」
と言われれば、交替せざるをえないのが私たちってもんですからね。

驕っていると思われても仕方ありませんが、ウチの居介で、だいたい利用者を選り好みせずにまんべんなく担当できるのは、カニちゃんはもちろん、ナース河合と私しかおらず、アイリン女史はこのように問題が多いし、オリーブは周囲から「頼りない」と思われていたりして、困難ケースを持たせることが出来ない。
ウチの法人のクリニックや、併設のデイケアやヘルステのスタッフからでさえ
「新規がいたらアイリンさんやオリーブ以外に担当させたいと思う」
とか
「VIPやHD患者はアイリン・オリーブには持たせたくない」
とか言われている始末。

で、結局カニちゃんがサッチャーさんの担当を引き受けてくれと、私ごときに頭を下げたというワケです。
オリーブのほうが担当人数少ないけど、今回はちょっとムリだと思うからって。

私、利用者の選り好みは絶対にしたくないというムダな信条があります。
ましてやアイリン女史のように、イヤな利用者を人に回す、そうなるように仕向けるなんてしたくないです。
私だって、利用者とケンカして担当から外されたことはあります。
そのときの後悔、自己嫌悪といったらハンパなもんではありませんでした。
どの利用者も好きになるとか絶対ムリですし、そうでなくてはならないなんて全然思いません。
でも、大嫌いな年寄りでも親の敵でも、担当するとなったらそこを技術でやるのが仕事だと思います。
アイリンさんのやってることは、美容院で「好みの髪型にならなかった」と文句を言う客に対して「それはあんたがもともとブスだからだよ」と言う美容師と同じだと思います。そんな美容院に誰が2度と行くでしょうか。


カニちゃんがあまりにも気の毒なので、私はサッチャーさんの担当を引き受けることにしました。同時にサッチャーさんも気の毒だなと思ったので、私なりにあとを引き継ごうと思いました。
でも、アイリン女史。あんたは許さん。
この件では、アイリン女史と真っ向対決してやる。
尻拭いはウチのヘルステのぶんだけでたくさんだ。



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4 コメント

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そんな風に (ちゃかぽん)
2008-12-09 12:51:11
利用者さんに喧嘩ふっかけてみたい…。自分の本能のままに従うアイリンさん、素直なんだかどうなんだか…。
喧嘩ふっかけられないからストレス溜まるんですよね(´Д`)
羨ましいと言っちゃいけないが (はな)
2008-12-09 15:31:22
アイリン女史・・・きっと息の長いケアマネさんになることでしょう(^^;

でもガス抜く場所はっきり言って間違ってるよ。
正直私も介護タクシーなんて要介護4と5のみに限定すべき、って常日頃思ってるから介護タクシーの調整なんてあたしゃタクシーの配車係かい!っていっつも腹の中では思ってます。


でも言わない。

オトナだもん♪
うーん (sakura)
2008-12-10 21:43:07
自分で電話する能力があるのに、なんでケアマネを通すのだろう?

昇降介助が必要なのかしら?

好き嫌いで利用者を選ぶのはプロとして、恥ずべきことであるが、うちの事務所でも、あえて、トランプのばばを選択するほど、心の広いケアマネはいない。

手持ちの数が限定されているので、ばばに振り回されるとわかっていたら回避しようと、するが。
ここまで、あからさまに回避はしない。
自分の評価がさがるからだ。

アイリンさんはみんなからどう見られているんだろう。だれも彼女を信頼はしないのではないだろうか。
Unknown (優)
2015-12-08 22:32:15
う~ん・・たしかにアイリン女史はストレートすぎるけど
自事業所は介護タクシーもやってますが基本通院に利用してるわけですが突発の予約は正直迷惑ですね・・
通院なんてほとんど時間かぶるし何とかギリギリずらして
利用者を運んでるわけだし帰りなんてランダムだから
尚更・・私もケアマネですがサ責の時に思ったのは利用者本位をカン違いしてるケアマネは正直めんどくさい・・でした。ですのでまずその利用者にタクシーに限りがあり皆さん予約を入れてもらって稼動してますので頻繁に突発な依頼は基本難かしいと説明するべきだと思います。不定期の受診でもさいてい数日前に予約を入れてもらいます。介護タクシーが全然とれるなら別に
問題ないのかなとも思いますが・・正直これからの時代そんな利用者都合は厳しいと思います。
ただアイリン女史みたいな対応をしてる人ほど本当に息の長いケアマネになるのは同調します。
てかそうでないとやっていけない時代になるかもと思っています。

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