迷いっぱなしのon the road Ⅱ

「不惑」をとうに過ぎたのに未だに何も定まらない。

東風(こち)吹かば

2017-03-28 23:02:38 | 日記

3月28日、晴れ。寒い。コートを引っ張り出して着た。
台湾に単身しているうちに、銀婚式も真珠婚式も過ぎてしまったので、
その埋め合わせではないが、先週金曜日から九州へ旅行へ行ってきた。
まずは福岡、大宰府天満宮。
ほとんどの人がひっているように、菅原道真を祀った神社。
今回初めて知ったのだが、〇〇神宮と名の付く神社は天皇またはその祖先を祀った神社だけだそうで、
それ以外は神社、大社、天満宮と名づけられているそうだ。
この大宰府天満宮も出雲大社と同じで、鳥居からまっすぐ行ったところに拝殿があるのではなく
直角に曲がって拝殿がある。
これは、出雲大社も同じで、どちらも災い(祟り)を収めるために建てられた神社なのだ。
鳥居をくぐるとすぐ右手に有名な
「東風吹かば 匂いおこせよ 梅の花 主なしとて 春な忘れそ」

の句碑が立っている。その碑の横には梅の木。
「如何にも」なのだ。
この拝殿・本殿の後ろには梅屋敷があり、
参道の周りを摂社、末社が囲んでいるのだが、そこまで見る人はあまりいないようだ。
(この「摂社・末社」の意味も今回知ったのだが。)
自分自身は宗教からは遠い人間なのだが、こうして歴史が刻まれた場所に来ると
なぜか神妙な気持ちになってしまう。
今回の旅行はここが出発点。
どのようなタブになるのか・・・。
コメント
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