「今日」⇒「京」にご変換ください。
横浜の関内まで行って来ました・・・遠かった・・・寒かった
京劇・・・@kiが出なかったら、先ず観ることは無かったと思います。
始まる前に、前説というか、京劇を観方の説明がありました(笑)。
なぜなら、今日の客席前方はほぼ@kiペンで埋め尽くされ、京劇未経験者だらけだったから。
1、基本、役者さんは下出上ハケ(下手から出て上手にハケるってことですね)
実際には、違う場面も多々ありましたが、先ず役者さんが出てきたら、
「出てきましたよ」アピールで、一瞬立ち止まるので、そこで拍手。
2、歌が終わって、素晴らしいと思ったら拍手。
3、劇中の中国武術のような技が出るので、素晴らしいと思ったら拍手。
4、動きの途中や歌の終わり、見得をきるので、そのタイミングで
「好(ハオ)!」って声をかける⇒歌舞伎の「○○屋!」みたいなもんでしょうか。
これらの説明と練習があり、幕が上がりました。
舞台の両サイドに簡単な解説が出るのですが、それがまたタイミングがずれたり、戻ったり
中国の方が演じてる部分は、イメージ通りの衣裳と、あの甲高い歌声。
この歌が、全く唄法が違うんですね。
私が普段観ている舞台は、喉の奥を開け複式によるコントロールで、当たり前なんだけど口から歌声が聞こえる。
でも京劇の歌は、眉間から空気を入れて脳みその裏側から後頭部を回って、頭のてっぺんから、
前へ声が聞こえてる感じ。声というより、中国系の楽器の音色を聞いているみたいです。
正直、これは短期間でできるものではないです。
@kiも歌ったのですが、残念ながら全く違う。
チャレンジ精神は別として、この伝統芸能にチャレンジするならば、もっと時間をかけないと
本物と一緒に演じるには無理があったかな。
中国武術みたいな、立ち回りもやるかと思ったら、やらなかった・・・三蔵だからか。
中国の方たちの立ち回り(といっていいのかも分かりませんが)は、見事でしたよ。
さすがに「ハオ!」って声かけは、勇気が無くできませんでしたが・・・
それどころか、最後まで、拍手のタイミングがつかめなかった・・・
あ、イメージ通りの京劇だったのですが、ビックリした部分も・・・。
天井桟敷のような全身白塗りの人たちが奇妙な動きをしてました・・・これも京劇?
その人たちだけ、アングラ演劇のような、終止不思議な感じでした。
あっ
そーだ、今日最初から最後までずっと、思っていたのが、孫悟空役の人が、くり~むしちゅーの
有田にそっくりだったこと・・・というか、私の中では「意外にもよく動ける有田」でした。