キリンジ ライブ ＠Zepp Osaka

キリンジを聴きはじめてからはまだ日が浅くて、
まだまだ知らないことも多いのですが…
ファンになってから過去を遡って2人の音楽をたどるうち、
どんどんその世界に引き込まれていきました。

日々の生活の中、なんとなくやさぐれてたり、
落ちこみ気味の時、とりたてて何もない普通の時、
恋愛絡みでフワフワしてるとき…
どんな時も聴けるキリンジの音楽。
幾度となく心が救われたりもしました。

そんなこんな諸々の想いが交錯する中、
昨日の堀込ブラザーズとしての最後のライブ参戦前は
ほんのり湿気のある感情を引きずってわけですが、
3時間半のライブ後には高揚と興奮と満足感で心がパンパンになっていました。

本当に本当にいいライブでした。

名曲のオンパレードに悶絶し、完全にヤスに恋してました。

ヤスの歌い方って気持ちよさそうではなくて、
だから、時折見せるハニカミにキュンキュン。

5列目のほぼ中央だったので、何回もヤスと目が合い…シアワセでした。

ギターソロもかっこよかったなぁ～

過去に観たライブでは正直そこまで思わなかったけど、
やっぱりキリンジってスゴイアーティストなんだ…ってこと、
あらためて思い知らされた感じです。
TVもほとんど出ず、タイアップなし、実力で音楽を続けているキリンジ。
ここのところ、キリンジの古い曲たちをおさらいして聴いていても
ずっとそう思っていました。
ヤスの声は聴きこむほどによくなっていくし、
何度も繰り返し聴くことで、わからなかった歌詞の意味に気づかされたり...
暗い歌詞もエロイ歌詞もヤスが歌うと心地よく聴けてしまうのです。

昨日のヤスの歌声は特に絶好調で艶っぽく色気があってうっとりでした。

MCで兄はご自慢のダブルネックギターについて触れ、
購入に至った経緯の中で、ある音楽イベントで目立つ為に何をしようかと考え、
体おっきいしダブルネックギター持ったら？と言われたからと。
それを聞いたヤスが、体おっきいからダブルネック。
デカイからゴールキーパーかキャッチャー、みたいな？
との返しには爆笑でした。

でも、ダブルネック重いらしいしおっきい人じゃないとキツイだろうな～。

兄のトーク中にヤスとバンドメンバーはしばしの休憩をしつつ、
頑張ってたわけですが、玄さんが良かれとBGM的にうすーく弾いてたギターに対し、
兄が、
あの、玄さんちょっとそれ話に集中できないんでやめてもらっていいですか？
と言ったのにも笑わせてもらいました。

あと、空調問題。
昨日の大阪は昼間20℃を越える暖かさで、
ライブ中もヤスはそうとうな汗をかいてました。
数曲歌ってからのMC中、
持参したブルーのカーディガンをおもむろにシャツの上から羽織ったヤスに対して、
カーディガン着ましたね、とツッコむ兄。
汗をかいた後に体が冷える感じが苦手で…と言った後、
あんまりこういうこと言うと（スタッフから）めんどくさい奴だと思われるから、
あんまり言うとね …とヤス。
繊細だわ～
あ。そういえば、私、いつも人の靴が気になるのですが
昨日はどう頑張ってもひざから下が見えず、
靴がチェックできなかったことが残念でした。
でも多分スニーカーでしょうね。

ライブに行ってもグッズはほとんど買うことがない私ですが、
今回は何かしら記念になるものが欲しくて、事前にチェックして、
今治タオルを買うつもりでした。
売り切れで買えなかった人もいたという情報もあったので
私にしてはめずらしく早めに会場へ行き、
入場後すぐにグッズの列に並んだのですが、すでに列は長蛇。
お目当てのタオルは案の定売り切れ。
予測してたので、第二希望だったTシャツを買いました。
買ったものは必ず使いたい派なので、普段着れる方と判断したトランプTシャツ。
ま、家でですけどね。たまにピラティスで着れるかな。
しかしタオル、なんでもっと作ってくれないんだろ？
￥１０００だから利益少ないんだろうか？

と、記念の品を着てブログを書いてみました。

なんだかまだ私の心の中でキリンジの音楽がなり続けてはいますが、
明日は秦くんのライブ。

私はこの先も堀込ブラザーズ、キリンジが大好きです。