素浪人の生活

生きるってすごく大切だね。

今日の読書(和英対照仏教聖典)

2007-09-01 09:52:19 | 仏教のお勉強
第1章史上の仏

第1節 偉大な生涯

1.
ヒマラヤ山の南のふもとを流れるローヒニー河のほとりに、釈迦族の都カピラヴァッツがあった。その王、シュッドダーナ(浄飯)は、そこに城を築き、善政をしき、民衆は喜び従っていた。王の姓はゴータマであった。

妃マーヤー(摩耶)夫人は同じ釈迦族の一族でコーリャー族と呼ばれるデーヴァダハ上の姫で、王の従妹にあたっていた。

結婚の後、ながく子に恵まれず、二十幾年の後、あるよ、死裸像が右脇から体内に入るゆめをみて懐妊した。王の一族をはじめ国民等しく指折り数えて王子の出生を待ちわびたが、臨月近く、妃は国の習慣に従って成果に帰ろうと士、その途中ルビニーの園に休息した。
 折から春の陽はうららかに、アショーカの華はうるわしく咲きにおっていた。妃は右手を挙げてその枝を手折ろうとし、そのせつなに王子を生んだ。天地は喜びの声を上げて母と子を祝福した。ときに四月八日であった。

 シュッドダーナ王の喜びはたとえようがなく、一切の願いが成就したという意味のシッダールタ(悉達多)という名を王子に与えた。



ここは、昔読んだ仏陀の絵本の導入部です。
この時の逸話としては、「天上天下唯我独尊」と言うのがありますよね。

僕はどうやったら煩悩から開放されるのか分からないのに仏様はすごいですね。

大辞泉(Yahoo!Japan インターネット)
てんじょうてんげ‐ゆいがどくそん〔テンジヤウテンゲ‐〕【天上天下唯我独尊】
「てんじょうてんげゆいがどくそん」を大辞林でも検索する


我は世界のうちで最もすぐれた者であるの意。釈迦が誕生するとすぐに、四方に七歩歩み、右手で天を指し、左手で地を指して唱えたといわれる詩句。誕生偈(げ)。


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