毎日、福島原発の話題は尽きない!
その陰で、あの生肉のユッケ事件はあまり表に出てこなくなった。
原発とユッケとは、共通点はないが私にはある。
どちらも、マスコミに出て大騒ぎになったのだが、姉と私は
原発事故の時、ミリシーベルトという単位を始めて聞いたね、と
共に学習した。
ユッケの死者が出たというニュースに、こんな調理があるなんて
始めて聞いたね、と共にびっくりして共に批判した。
生肉を子供に食べさせるなんて・・・たまげたわ!
姉 「お金つけてくれても、生肉は食べんわ」
そんな会話していて思い出したことがある。
生肉を食べた記憶がよみがえった。
もう、一昔になるかな・・・いや二昔かも。
肉のたたきなるものを、始めて買ってみた。
たたきだって立派な生肉だが、ユッケと調理方法が違うだろう。
そのころは、2番目の姉も生存中で3人で食べることにした。
食卓に乗った、たたきを見て喰わず嫌いの2番目の姉は、
箸をつけなかった。
暑い夏だった!
ビールに合うよね。・・・・上の姉はその頃100ミリ位のビールなら
たまには飲んでいた。数年前より全く下戸だが。
私は今は250ミリが丁度いい。だがそのころは350ミリで平気
だった。
暑い夏の、肉・・・・私の方が多めに食べた。
翌日下痢・熱、お盆に入ったばかりで、かかりつけ医は一日早く
盆休暇に入っていた。
余談だが、
盆明けにかかりつけ医を覗いて「長~く休んで、先生海外でも
行かれたんですか?」と困って、開いている先生を探したことを
文句言った。
「治ったならいいじゃないの?」
苦しい目にあったので、思い出すときは映画のワンシーンのように
鮮明である。
それから、一切口にしないと決めた。
不思議と姉は何ともなかった。
多分そのときの体調にもよるのだろう。
原発事故
NHKでG8に寄せて特集番組があっていた。
イギリスでも、原発が過去火事になったことがあり、周辺の
畜産農家は、国からいきなり牛乳を破棄するように言われ、
毎日50頭の乳牛から絞ったミルクを破棄したとのこと。
あとで国からの発表があったそうで、取材の特派員は
「国民は最後に知らされる・・・どこの国も」と報告していた。
東北でも畜産農家は、気の毒である。
牛を手放して、廃業に決めた農家が多くある。
その農家の牛たちは、臨時の競りにかけられていた。
牛を牧舎から出すとき、トラックに乗せるとき嫌がってあとずさり
していた。
手塚治虫のブッダを漫画で読んだとき、このようなとき、
動物は「死」が待っているのが、分かるそうである。
なんとも言えない。
可哀想である。
原発のせいである。
ユッケになるのだろうか!