みみのアンテナ

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猫の病と年賀状

2009-12-21 15:05:30 | Weblog

猫のハナは病院通いをしている。

胸水が貯まり、息づかいが荒い。
獣医さんは「溺れている状態です」と云う。

たまらん・・・・
たまらん・・・・

ハナ苦しいね!
胸の水を抜いて貰った。
すると獣医さんは2日に一度位抜いたほうがいいです、という。
そうしてやりたいが、レントゲン・水抜き・血液検査etc,・・・
その都度万札が飛んで行く。

獣医さんに、現役世代ではないので、無理だと申し出る。
胸水を取るのに、利尿剤を投与しましょうという。
それは粉薬で、水に解いてスポイドで飲ませるのだが、まず1週間
行ってみた。
胸水は、ウンと減っていた。困ったことにそれをすると腎臓が悪くなる
とのこと。
それを軽減するために、皮下補液なる点滴をしてやるのである。
タクシーに乗って、往復するのにも金額がかさばる。

獣医さんは、この皮下補益を「ご自宅でしませんか?」
そのようにやっている飼い主さんは、結構いますがとのこと。
「注射を私がするのですか?」
「そうです」「こわいですよ」「ここで、何度か練習するのですよ」
「え!」ギョッとしていると、それも駄目なら、もうハナちゃんを
あきらめて下さい、という。

冷たい、やっぱり商売や!
始めに「飼い主さんはどうされたいのですか?」
これが、命取りの病なら苦しまずに逝かせたいと思ったので、
そのように、伝えると「安楽死ですか?」
考えもしなかったことだ。

自分で食事をし、トイレに行っているのに、どうして安楽死をさせるか。
それで一大決心!
皮下補液の練習に通い、遂に私が行うことにした。

時々失敗!注射液は噴水のように飛び出るわ、うっかり自分の指にささり
血が出るわ、150CCの薬液を注入するのに、ハナがさっと逃げて100CC
で終わったり・・・と

こんなわけで、大騒ぎだ。今年はハナは命はつなげるのか?
猫たって、家族だ。
私は猫が死んだら、喪中ハガキを出さないまでも、年賀ハガキを
書く気にならないかも知れない。

それで、例年ならまだモタモタして大晦日まで年賀状を書ききれず、
忙しいと言うよりも、明日に伸ばしているだけであるが・・・
今年は予定数を、毎年のように手書きをして、投函した。
猫にはまっていると、他人様は笑うだけであろうから、急いで書いたのである