愛

母の愛
恋人の愛
妻の愛
孫の愛
素晴らしい愛
人生に
愛は必須

人生

生きる目的は
生まれ
育てられたこと
そして
産んで
育てること
それにつきる
それ以外に
目的があろうか
そのために
教育をうけ
労働をする
それが務め

幸福

「死んで不幸せに
　なったひとを
　一人でもみたことが
　あるかね？」
私も、そう信じている

暗し

「生まれ生まれ生まれて
　生の初めに暗し
　死に死に死んで
　死の終わりに冥し」
肉体は滅ぶ
心は永遠、明るく生きる

みなの衆

「いろいろあったが　
　死んでみりゃあ
　なんてこった
　初めから居なかったのと
　おんなじじゃないか
　みなの衆」
まだ、そこまでは
いかない

死

「もう動くこともないだろう
　もう話すこともないだろう
　もう笑うこともないだろう
　この顔、いまは何も考えていない
　もう動かない顔だけれど
　それもあと数時間しか
　見ていられないのだ
　そして、あとは何もなくなる
　ただ無に帰るだけ
　あとに残るのは思い出だけ」
記憶なかに残る、笑顔
いつも微笑んでいる

人生

「人は生まれ
　苦しんで死ぬ
　人生の要点は
　それにつきている」
それでは、喜怒哀楽は
何になるだろう

晩飯

「最愛の人が
　死んだ日にも
　人間は
　晩飯を食う」
全く、その通りだ

はなむけ

昔は小学校を
卒業するとき
先生に「はなむけ」の
言葉を書いてもらったものだ
「飛ばんと欲すれば
　まず、地を見よ」
この一言が、守れなかった
また、「人は大きく
　　　　　我が身は小さく」
と言うのもあった
５０年以上前のはなしだ

命

命は流れ
流れは絶えない
すべては流れる
流れを絶やさぬよう
次の命につなごう
ただ一つの使命